アイエスエフネットが新たにスタートした「Kizuna Global Project」とは
株式会社アイエスエフネット(以下、アイエスエフネット)は、2023年11月19日に新しい海外事業方針「Kizuna Global Project(キズナ グローバル プロジェクト)」を発表しました。このプロジェクトは、海外で活躍する日本のIT企業を支えることを目的としています。「Kizuna」という名に込められた意味は、人と人、企業と企業を結ぶ強い絆です。この名称を用いることで、海外の方々に日本をより身近に感じてもらうことを目指しています。
プロジェクトの具体的な目的
「Kizuna Global Project」は、アイエスエフネットのITインフラエンジニアが、日本国内外のITサービスプロバイダーやSIer、通信キャリアに向けて、ネットワークやクラウド、セキュリティといった高度なIT技術を提供し、支援することを目指しています。まず第一歩として、海外で日系企業として活動する企業や、日本に進出したい海外企業に対する技術支援から始まります。将来的には、現地の企業に向けても支援を広げていく計画です。
このプロジェクトを通じて、アイエスエフネットは、海外市場での信頼関係の構築だけでなく、新たな顧客やビジネスパートナーの開拓にも力を入れていくとしています。また、海外と日本国内で築いたビジネス関係を活かし、会社全体のビジネス拡大を図りたい意向です。
海外進出企業が直面する課題
近年、海外に進出する日系企業は、様々な課題に直面しています。言語の壁や人材不足、ITガバナンス、コスト、セキュリティといった多くの問題です。特に現地法人では、バイリンガル人材や専任のIT担当者の不足が顕著であり、日本本社の厳格なIT基準に従った体制を整えることが難しい現状があります。
Kizuna Global Projectが提供する価値
「Kizuna Global Project」では、以下のような価値を提供しています:
1.
日本に準じたネットワーク・クラウド・セキュリティの設計、構築、運用 - 日本の品質基準を満たすITインフラ支援を行います。
2.
バイリンガルエンジニアによるスムーズなコミュニケーション - 言語の壁を取り払い、効果的な意思疎通を実現します。
3.
ITガバナンスやセキュリティの体制構築、改善支援 - 現地法人でも、日本と同等のIT運用環境を可能とします。
これらの支援を通じて、企業活動の信頼性と効率性を大幅に向上させることを目指します。
将来的な展望
「Kizuna Global Project」の最大の特徴は、日本の品質と現地のニーズを両立させたサービスモデルにあります。中期的に見れば、シンガポール、韓国、中国(大連)における拠点の強化を通じて、デジタルトランスフォーメーション(DX)、クラウド、5G、セキュリティなど成長する分野への対応力を高める方針です。これにより、APAC地域全体での展開を加速させ、現地拠点が日本企業の海外展開支援の「橋渡し役」となることを目指します。
長期的には、Kizuna Global Projectを発信拠点として活用し、欧米やアジア諸国の企業との協力関係を築くことで、持続可能なグローバル事業基盤を構築することを目指しています。
代表のコメント
アイエスエフネットの代表取締役である渡邉幸義は、「Kizuna Global Projectは、日系企業とアイエスエフネットが共に成長するためのプロジェクトです。弊社のバイリンガルエンジニアが、日本品質のITインフラ技術と現地の適応力を活かし、海外で活動する日系企業に大きな信頼と価値を提供します」と述べています。
アイエスエフネットの企業概要
アイエスエフネットは、クラウド、サーバー、ネットワークセキュリティに特化したITインフラ企業です。約2300名のエンジニアが在籍し、日本国内に14の拠点、そして中国、韓国、シンガポールにも展開しています。また、「人財育成会社」を企業のブランドとして掲げ、エンジニアの育成に力を入れています。
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