稲積陽菜と今井理子による関内ホールでのショパン特集コンサート

関内ホールでのピアノジョイントコンサート

2024年3月29日、横浜の関内ホールにて注目のコンサートが開催されます。出演するのは、これからの音楽界を担う若手ピアニスト、稲積陽菜さんと今井理子さんです。二人は、第5回日本ショパンピアノコンクール2024にて上位入賞した実力派であり、特に注目を集めています。このコンサートでは、彼女たちの才能を余すことなく堪能できるオール・ショパン・プログラムが予定されています。

期待の新星、稲積陽菜

稲積陽菜さん（2003年生まれ）は、音楽コンクールにおいて数々の受賞歴があります。その中でも特に目を引くのが、第92回日本音楽コンクールピアノ部門で第2位に輝いたことです。また、彼女は東京フィルハーモニー交響楽団や東京交響楽団と共演した経験もあり、今やその名を知らぬものはいない存在となりつつあります。今回のコンサートでは、ショパンの「幻想ポロネーズ変イ長調 Op.61」や「ワルツ第１番変ホ長調 Op.18」など、感情を豊かに表現する迫力のある演奏を披露します。

さらなる才能、今井理子

一方、今井理子さん（2001年生まれ）も期待の星です。彼女は2021年第18回ショパン国際ピアノコンクールに出場し、その実力をワルシャワで示しました。その後も、2024年にウィーンで開催されるロザリオ・マルチアーノ国際ピアノコンクールで第3位に輝くなど、国際的にも注目されています。今井さんの演奏では、ショパンの「ノクターン第13番ハ短調 Op.48-1」や「スケルツォ第４番ホ長調 Op.54」といった深い楽曲を楽しむことができます。