スパイスファクトリーが参画
2025-05-30 16:31:58

スパイスファクトリーがGenerative AI Japanの設立に参加しDX推進を加速

スパイスファクトリー、Generative AI Japanに加盟しDX推進へ



デジタル・トランスフォーメーションを支援するスパイスファクトリー株式会社が、2025年5月30日付で一般社団法人Generative AI Japan(以下、GenAI)に加盟したことを発表しました。これにより、同社は生成AI技術の健全な普及と創造的活用を推進し、クライアント企業や社会全体への新しい価値創出を加速する意欲を示しています。

GenAI参画の背景



スパイスファクトリーは、「360°デジタルインテグレーション」事業を通じてクライアント企業のDX支援を行っています。近年の生成AIの進化は、ビジネスモデルや働き方に大きな変革をもたらしています。その波に乗り、同社は2023年3月からChatGPTを利用した新規事業の実証実験支援サービスを開始し、多くのクライアントに対して生成AIの実証実験を同行してきました。

この度のGenAIへの参画は、先進的な実践事例の共有を通じて自社技術やAIリテラシーの向上を図り、クライアントへの高い提案支援力を実現することを目的としています。GenAIの理念に共感し、業界を越えた知見の交換や協力を通じて生成AIの新たな社会実装を追求する姿勢も見せています。

同社は生成AIを「創造性を引き出すためのパートナー」と位置づけ、多様なメンバー企業や専門家との交流を通じ、倫理的かつ効果的な活用方法を模索し、革新的なソリューションの開発を進める方針です。

今後の取り組み



GenAIへの参画を機に、スパイスファクトリーは以下の取り組みを進めることを宣言しています:

1. 情報共有・連携の強化
GenAI主催の研究会や会員サミットに参加し、業界を横断した知見を獲得していくとともに、自社の活用事例を積極的に共有します。他社の成功事例や知見から学び、提案力を向上させることを目指します。

2. 社内活用と技術基盤の整備
生成AIを使って汎用的な業務の効率化を進め、人材をより創造的な活動に集中させられる環境作りを進行。生成AIをシステムやサービスに組み込むことで、新たなユースケースを開発し、クライアント企業に新しい価値を提供します。

社内で導入している主な生成AIツールには、ChatGPTやClaudeなどがあり、これらを利用して様々な業務に活かしています。

3. 倫理的・責任ある活用の推進
AI基本方針に基づき、倫理性と社会的責任を重視したAI活用を推進。GenAIから得た知見を社内外で展開し、クライアント企業に対しても適切なAI導入の支援やガイドラインを提案していきます。

今後も「革新の触媒 - The Spice Of Innovation - 」というミッションの下、生成AI技術と人間の知恵を融合させ、持続可能な成長と産業競争力の向上に貢献していく姿勢を示しています。

CTOの考え



スパイスファクトリーの執行役員CTOである泰昌平氏は、業務支援や顧客体験の向上に向けて生成AIの具体的なユースケースを設計・開発・実装することに力を入れています。さらに、実践知の共有や倫理的な生成AIの基盤を整えることで、公共分野への展開も視野に入れています。
また、取締役CTOの服部省治氏は、社会課題解決のために民間のみならず自治体などとも連携し、生成AIを活用したソリューションの共創を進めることを考えています。

Generative AI Japanの概要



GenAIは、産学連携を通じて生成AIの活用促進やルール、ガイドラインの整備を行い、日本の産業競争力の向上を図ることを目的に設立されました。2024年1月に発足し、現在70社以上が加盟しているリーダーシップを強化しています。

このように、スパイスファクトリーはGenerative AI Japanを通じて、技術革新と責任ある社会実装の実現に向けた取り組みをさらに深化させていく意向を持っています。


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