ウポポイにふるさと納税自動販売機が登場
北海道の白老町に位置するウポポイ(民族共生象徴空間)は、地域連携の一環として、「ふるさと納税自動販売機」を設置しました。この新たな取り組みは、地域の理解と支援を受けており、ウポポイのエントランスに設置されています。
利用の流れと特徴
この自動販売機では、寄付者が1万円から10万円の9種類の金額から選び、タッチパネルで簡単に手続きを行うことができます。本人確認として運転免許証等を読み取り、クレジットカードでお支払いするだけで、寄付金額の3割にあたる「ウポポイ施設内利用券」を即座に受け取ることができます。この利用券はウポポイ内での入場や食事、買い物に使用可能です。
手続きはおおよそ3分で完了し、税控除に必要な書類は後日郵送されます。日本の国営公園で、このような自動販売機が導入されるのは初めての試みです。
返礼品としての利用券の詳細
「ウポポイ施設内利用券」の主な利用ができる商品やサービスは以下の通りです。
- - 入場料: ウポポイの1日入場券や年間パスポート
- - 食事: 園内の飲食施設でのお食事
- - 工芸品: アイヌ文化の工芸品(ポーチ、コーヒーカップなど)
この利用券を使えば、アイヌ文化を五感で楽しむことができる便利なアイテムとなります。
ウポポイについて
ウポポイは、2020年に開業し、アイヌ文化を復興・創造するための拠点です。国立アイヌ民族博物館や体験型のフィールドミュージアム、慰霊施設が揃っており、美しいポロト湖のほとりで訪れる人々に多様な体験を提供しています。ここでは、アイヌ文化や歴史について深く学ぶことができ、訪れる人々がそれぞれの視点で楽しむことが可能です。
アクセスと基本情報
- - 所在地: 北海道白老郡白老町若草町2丁目3
- - 電話番号: 0144-82-3914(代表)
- - アクセス: JR白老駅から約10分、新千歳空港からは約40分です。
- - 入場料: 一般大人1,200円、一般高校生600円、中学生以下は無料で入場可能。
- - 開園時間: 9:00〜17:00(季節によって変動あり)
- - 閉園日: 月曜日、または12/29〜1/3、3月の月曜日が祝日の場合は翌営業日の平日。
ウポポイを訪れる際には、このふるさと納税自動販売機を是非利用して、地域の魅力を直接体験してみてください。北海道の自然と文化、そしてアイヌの伝統が融合した特別な体験をお楽しみいただけることでしょう。