お仏壇「TEN」誕生の背景
株式会社はせがわは、新たなプレミアムラインとしてお仏壇「TEN」を発表しました。この商品は、北海道旭川市に本社を構える家具ブランド・カンディハウスとのコラボレーションによって実現しました。カンディハウスは、国内外の著名なデザイナーと共に永く愛される木製家具を生み出すことで名を馳せています。
デザインの魅力
「TEN」のデザインは、ドイツ出身のデザイナー、ミヒャエル・シュナイダー氏によるものです。彼は、高級家具の分野で数々の賞を受賞しており、その作品には耐久性と美しさが見事に融合しています。お仏壇としての機能を活かしつつ、流行に左右されない普遍的な美の視点から生まれた「TEN」は、どのような空間にも溶け込むデザインとなっています。
カンディハウスのこだわり
カンディハウスは、ユネスコに認定されたデザイン都市である北海道・旭川で創業し、その土地ならではの自然と文化を反映させた製品を展開しています。自然との調和を重視したSDGsの観点からも、北海道産の木材を積極的に使用し、約80%の使用率を誇るまでに至りました。お仏壇「TEN」でも、北海道のタモ材を使った美しい木目が活かされています。
お仏壇「TEN」の特長
「TEN」は高さ130cm、幅55cm、奥行き45cmのサイズで、素材には北海道産のタモ突板を用い、芯材にはMDFが使われています。ブラウン色のウレタン仕上げが施され、洗練された印象を与えます。価格は132万円(税込)で、ハイエンドな商品として位置付けられています。
内部には和紙調の樹脂材を用いた柔らかな光を放つ照明があり、開閉に合わせて自動的に点灯・消灯します。また、両側に広がるコンパクトなデザインや、2つの膳引きがあるため、お仏具やお供え物をスタイリッシュに収納可能です。
展開と購入方法
このお仏壇は、2025年10月下旬から「お仏壇のはせがわ」の限定店舗で販売が開始されます。具体的な取扱い店舗には、東京の東武池袋店や世田谷店などが含まれています。各店舗には、公式ウェブサイトからアクセスでき、在庫状況や詳細情報が確認できます。
高級お仏壇の新しい選択肢
はせがわでは、カンディハウスとの「TEN」以外にも、著名な建築家である隈研吾氏が手がけたお仏壇「薄院」シリーズといった魅力的な商品ラインナップを揃えています。従来のお仏壇の固定概念を打破し、ハイエンドなデザインの世界を広げる試みが続いています。
まとめ
お仏壇「TEN」は、カンディハウスの洗練されたデザインと、はせがわの伝統的な感性が融合した商品です。これからの時代のお仏壇の在り方を考えさせられる機会となるこの商品、ぜひ一度ご覧いただきたい逸品です。