未来を担うリーダーのための「テイク・アクション・キャンプ」
2025年8月17日から20日まで、静岡県御殿場市にある国立中央青少年交流の家で開催される「テイク・アクション・キャンプ・ジャパン2025夏」。この四日間のプログラムは、小学5年生から高校3年生を対象にしており、認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンが主催します。参加者は、世界が直面する様々な社会問題に目を向け、それらを解決するためのアクションを考える力を育むことが目的です。
問題解決能力を育む活動内容
キャンプでは、さまざまな社会課題について学ぶことができる機会が提供されます。プログラムは、講義、ワークショップ、グループワークを通じて進行され、参加者は仲間と共に考え、意見を交わし、具体的な行動を起こす力を養います。これまでに1200人以上の子どもたちがこのキャンプに参加し、多くの未来のリーダーが育てられてきました。
特に、参加者は自らの考えを話し合い、他者の意見を尊重しながら、社会に対する理解を深めることが期待されています。また、同じ志を持つ仲間と出会うことができる点も、このキャンプの大きな魅力の一つです。
知識だけでなく行動を促すリーダーシップ教育
「テイク・アクション・キャンプ」は、北米で開発されて以来、日本で広がりを見せているリーダーシップ教育プログラムです。主催側は、ただ知識を提供するだけでなく、参加者に実際に行動を促すことを重視しています。子供たちは、SDGsや環境問題、貧困、ジェンダー、差別など多岐にわたるテーマについての理解を深めることができます。このような経験は、彼らが自らの行動を見つけ出し、社会問題に対してアクションを起こすきっかけとなるでしょう。
ゲストスピーカーからの学び
キャンプには特別なゲストスピーカーも招かれます。その一人、ミシェル・チクワニネ氏は、元子ども兵士であり、難民生活を経て現在は国連のアフリカ系フェローとして活動している方です。彼の生い立ちや現在のコンゴの状況について語る内容は、参加者に深いインスピレーションを与えるものとなるでしょう。
参加資格と費用について
このキャンプは、小学5年生から高校3年生の範囲で参加が可能ですが、募集人数は限定されているため、早めの申込みをおすすめします。一般参加費は52,000円ですが、6月30日までのお申し込みでは早割が適用され、49,500円で参加できます。さらに、友達や家族と一緒に参加した場合や、過去の参加者からの紹介を経ると、キャッシュバックも受けられます。
参加者の声
過去に参加した子どもたちからは、「仲間との協力の大切さを学び、意見を言うことの重要性を実感した」「自分の考えを整理し、他人に伝えるスキルを身につけた」などの感想が寄せられています。一方、保護者からも「息子が自信を持ち、社会問題について考えるようになった」といった声が上がっています。
申し込みと詳細
参加希望者は、2025年8月1日までに申し込みが必要で、定員の50名に達した場合は早期に締切となる可能性があります。
興味のある方は、詳細情報を確認し、ぜひ参加を検討してください。今後の社会を担うリーダーとしての第一歩を踏み出す貴重な機会です!
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