食物アレルギーを持つ旅行者に新たな安心を提供するFOOD SAFE PASS
アパートメントホテル「MIMARU」と京セラ株式会社が展開する食物アレルギーサポートサービス「matoil」が手を組み、旅行者が安心して食事を楽しめる「FOOD SAFE PASS」を開始しました。この取り組みは、旅行という特別な体験を、食物アレルギーを持つ家族やその親族にとってもより安心できるものにすることを目的としています。
新サービスの開始と背景
食物アレルギーを持つ人々は、旅行の計画を立てる際に、食事の安全性に関する不安を抱えています。実際、matoilが実施した調査によれば、食事の制限を理由に旅行を諦めた人は45%にも達し、その背景には「不安が解消されなかった」や「言語や表示ルールの違い」があることが示されています。
このような課題を解決するため、「FOOD SAFE PASS」は、MIMARU各施設にて宿泊者に配布されます。これにより、訪日旅行者は手元にアレルゲン情報や日本の食品表示制度についての情報を得ることができ、安心して食事を楽しむことができるのです。
FOOD SAFE PASSの特徴
「FOOD SAFE PASS」は二次元コードが付いたカードで、これを使用することでmatoilのホームページにアクセスし、食物アレルギーや食制限についての情報を確認できます。また、裏面にはアレルゲンチェックシートが記載されており、言語の壁を乗り越えて飲食店で自分の食制限を伝える手助けをします。これにより、旅行者はストレスなく外食を楽しむことができるようになります。
特にMIMARUでは、宿泊客の約90%が訪日ファミリー旅行者であり、子ども連れの家族が多く利用しています。彼らはもちろん、食物アレルギーを持つ子どもや家族のために、安心して利用できる食いものを提供することが求められています。
MIMARUの努力と取り組み
MIMARUは、元々さまざまな食文化や制限に対応するためのサービスを展開してきました。障がいのある方や医療的ケアが必要な子どもたち、多様な家族のニーズに応えるために、キッチン付きの客室を用意するとともに、ハラル対応や多国籍のスタッフを配置し、ゲストのさまざまな要望に応えてきました。
このたびの「FOOD SAFE PASS」の導入は、これまでの努力に加えて、ゲストが外食時にも安心して食事が楽しめるようにするための取り組みの一環です。旅行者は、MIMARUの多国籍スタッフと共に、言葉の壁を超えて、自由に食事を楽しむことができるでしょう。
旅行者からの期待の声
既にmatoilの提供するサービスを利用した旅行者からは、「安心して旅行ができた」「食事の選択に困らなかった」といった嬉しい声が寄せられています。食物アレルギーや食制限のあるご家族にとって、「どこに行きたいか」よりも「どこなら安心して食べられるか」が旅行先選びの最優先事項となっていることが伺えます。
SDGsを意識した取り組み
MIMARUとmatoilの連携は、単なるサービスの提供にとどまらず、SDGsの理念とも合致しています。「すべての人に健康と福祉を」や「不平等の解消」を目指し、誰もが安心して同じテーブルを囲めることを目指した活動です。「FOOD SAFE PASS」が、食文化を通じて多様性を尊重しながら、旅行者同士をつなぐ架け橋となることが期待されます。
日本に訪れる全ての家族に、食の安心を提供する「FOOD SAFE PASS」とMIMARUの取り組み。これからの旅行シーンにおいて、より多くの方々が楽しい食事を通じて笑顔になれることを期待しています。