企業の業務DX化を容易にする新ツール「ASTERIA Warpアダプターfor＠Tovas」が登場

企業の業務DX化を支援する新ツール：ASTERIA Warpアダプターfor＠Tovas

鈴与シンワート株式会社は、コクヨ株式会社と連携し、企業の業務DX化を促進する新しいツール「ASTERIA Warpアダプターfor＠Tovas」を発表しました。このツールは、@Tovasというコクヨの電子帳票配信システムと、企業の基幹システムを簡単に連携させることを目的としています。

ASTERIA Warpアダプターの導入背景

近年、企業におけるデジタル化の重要性が高まっており、特に帳票の電子化が進んでいます。コクヨが提供している@Tovasは、請求書や納品書などを電子的に配信できるサービスで、企業の経費削減に寄与しています。この背景には、電子帳簿保存法や2024年10月に予定されている郵便料金の改定などがあります。これに伴い、多くの企業が帳票の電子化を検討しています。

ASTERIA Warpは、「ノーコード」でデータの連携を実現するツールであり、専門的な知識がなくても簡単に利用できます。これにより、企業は従来の複雑なシステム連携から解放され、よりスムーズに業務を進めることが可能になります。

ASTERIA Warpアダプターの特徴

新たにリリースされた「ASTERIA Warpアダプターfor＠Tovas」は、@Tovasとの連携を大幅に簡略化します。このアダプターを利用すれば、APIの知識がなくても基幹システムと@Tovasを簡単に連携できるため、業務の効率化が期待されます。

特に、以下の機能が提供されます：

- FAX送信：簡単にファイルをアップロードし、FAX送信が可能
- ファイル送信：同様にファイルをアップロードして送信する機能
- 送信履歴確認：送信したファイルの履歴を確認
- 送信キャンセル：未送信や予約送信のキャンセルが可能

これらの機能は、従来の複雑な連携作業を大幅に簡略化し、ユーザーが直面する障壁を取り除くことを目的としています。

提供価格とメリット

「ASTERIA Warpアダプターfor＠Tovas」の提供価格は、月額利用料が15,000円（税抜）、製品版ライセンスは300,000円（税抜）です。また、年間の保守費用は45,000円（税抜）です。

このアダプターを導入することで、@Tovasのサービスを活用し、請求書の発送や郵送コストを大幅に削減することができます。企業は、業務のDX化を推進し、競争力を高めることが期待されます。