ヤマシタが出展
2026-07-08 16:11:02

中国最大の介護・福祉展示会に出展したヤマシタの取り組み

中国最大の介護・福祉展示会「CHINA AID2026」に出展したヤマシタ



介護用品レンタルの株式会社ヤマシタ(本社:静岡県島田市)が、2026年6月4日から6日まで、中国・上海で開催された「CHINA AID2026」に出展しました。これは中国最大級の介護・福祉展示会であり、ヤマシタは今回で6回目の参加となります。ブースでは「銀髪生活体験館」をテーマに、衣食住から歩行、健康、AIまで、幅広いカテゴリの介護用品を展示しました。

日本の介護関連企業とのコラボレーション



ヤマシタは、Umios(旧マルハニチロ)、アース製薬、ウェルファンなど、日本の介護関連企業12社と共同出展を行い、日本式介護サービスや介護用品の魅力を実演しました。展示会には多くの政府関係者やメディアが来場し、商談件数は約100件に達しました。これにより、中国市場における日本式介護サービスへの高い関心が伺えます。

中国の高齢社会と「銀髪経済」



中国も高齢社会に突入しており、「銀髪経済」は国の政策の一環として、関連する施策が進められています。ヤマシタの中国法人「山下(上海)養老服務有限公司」は、2025年に介護用具販売会社を設立し、日本の介護用品を発売する準備を進めています。従来、中国では介護用品のネット販売が主流でしたが、最近では現物を確認し、専門スタッフによる体験やアセスメントが重視され、リアル店舗のニーズが高まっています。

2026年2月には、成都市にイトーヨーカ堂と協力して、約200平米の介護用品販売店舗「山月輪秋銀髪生活体験館」を開設しました。ここでは日本の介護用品を直接触れ、機能説明や使用方法を学ぶことができるスペースとして好評を博しています。

展示ブース「山月輪秋銀髪生活体験館」



ヤマシタの展示ブースには、アース製薬をはじめとする12社が協賛しており、電動ベッドや車いすなどの介護用品に加え、住宅改修やレンタルサービスについての情報提供も行いました。多くの来場者が興味を持ち、日本の介護の質の高さを体験する機会となりました。

店舗展開とフランチャイズの推進



現在、「山月輪秋銀髪生活体験館」は成都市のほか、上海や無錫などにも5店舗展開されています。特に浙江紹興店はフランチャイズ店舗として位置づけられ、今後更なる店舗展開が計画されています。

ヤマシタの中国ビジネスの成長



介護用品レンタル事業を1986年から展開してきたヤマシタは、業界の基盤を支える重要な企業です。日本での経験を活かし、中国における在宅介護インフラの整備に取り組み、2020年から中国での事業を開始しました。コンスタントに成長を遂げており、2024年には新たに会社を設立するなど積極的な展開を行っています。

2025年には、四川省成都市に健康管理会社を設立し、さらには福祉用具レンタルサービスのテスト事業にも参画中です。

ヤマシタの未来を見据えて



ヤマシタは、企業理念「正しく生きる、豊かに生きる」を掲げ、リネンサプライや介護用品の分野で確固たる地位を築いてきました。従業員の仕事へのやりがいを大切にしながら、顧客体験の向上を図り、2030年には850億円の売上目標を掲げています。また、DX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、サービスの質の向上や新しいビジネスモデルに挑戦しています。将来的には売上高1兆円を目指しており、今後の展開に期待が寄せられています。


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