2025年12月9日、札幌市民交流プラザ・クリエイティブスタジオにて、Open Network Lab HOKKAIDOが主催する「Onlab HOKKAIDO 8th Batch DEMODAY」が開催され、株式会社NINAITEが開発した外国人雇用支援のためのAIクラウドサービス「ninaite.ai」が、最優秀賞およびオーディエンス賞を受賞しました。このイベントには50名以上の投資家や事業者、自治体の関係者、報道関係者が集まり、外国人雇用の課題に取り組むスタートアップとしてのNINAITEの取り組みが注目されました。
NINAITEの受賞と評価
NINAITEのサービス「ninaite.ai」は、採用、在留管理、定着支援など、外国人雇用にまつわる様々な課題を解決するためのHRエージェント型AIクラウドです。DEMODAYでは、審査員からの評価も高く、特に以下のような声が寄せられました。
- - 「AIを活用した新しいビジネスモデルに期待しています。」
- - 「AIの発展によって、従来の仕事が変わっていく中で、グローバルな視点での人材活用が不可欠です。」
- - 「このサービスが新たな働き方を生み出す可能性があります。」
これらの評価は、NINAITEがAIを駆使して外国人雇用の新たな形を創出しようとしていることを示しており、彼らのビジョンがいかに未来志向であるかが伝わってきます。
ninhaite.aiの機能
NINAITEの「ninaite.ai」は、以下の機能を持つことが期待されています。
- - 在留管理: 行政書士との連携を通じて、書類作成にかかる業務の効率化を図ります。
- - 採用支援: 豊富な人材リストとアルゴリズムを駆使し、効率的な人材選考を実現します。
- - 定着支援: 外国人専用のタレントマネジメントシステムを導入し、企業と外国人の相互理解を深めます。
- - 実務負荷軽減: AIのオペレーションにより、コミュニケーションや法務対応にかかる労力を削減します。
社長のメッセージ
代表取締役社長の横山三四郎氏は、受賞に対する感謝の意を表しつつ、外国人雇用政策が今まさに転換期を迎えていることを強調しました。彼は、外国人が日本の生活基盤を支えていることを認識し、共生社会の実現に向けて解決すべき課題があると述べました。NINAITEでは、彼らが蓄積してきたデータを基にAIを統合し、その成果をサービスに活かすことで業界を変革することを目指しています。
「私たちは、ninaite.aiを通じて外国人、企業、地域が三方良しとなる社会の実現を目指して挑戦を続けます。」と横山社長は力強く語ります。
今後の展望
NINAITEは、2026年に「ninaite.ai」のサービスを正式にリリースし、在留・採用・定着に関するデータを活用したサービス改善を推進します。また、介護、農業、製造、宿泊業などの需要が高い業種との連携を強化し、インドネシアの現地法人とも連携しながら事業の拡大を図っています。
会社概要
- - 会社名: 株式会社NINAITE
- - 代表者: 横山三四郎
- - 設立: 2018年7月
- - 資本金: 95,000,600円
本社所在地
- - 北海道札幌市中央区北5条西9丁目5 BYYARD N5W9 3階
東京支店
- - 東京都品川区東品川2丁目2-28 EZO HUB TOKYO内
福岡支店
- - 福岡県福岡市博多区博多駅前4丁目18-25 ESLEAD GRAND BUREAU HAKATA EKIMAE 1002号室
NINAITEは、外国人雇用の促進を通じて、日本社会の発展に寄与し続ける企業として注目されています。