Paris Texas、新たなEPを連続リリース
LA出身のヒップホップデュオ、
Paris Texasが2週連続でニューEPをサプライズリリースしました。彼らの新作は、音楽シーンに新鮮な風を吹き込む存在として、多くの注目を集めています。
最近発表されたEP『They Left Me With The Sword』からわずか1週間後、続編となるEP『They Left Me With A Gun』も発表されました。この二つのEPは、音楽スタイルにおいてこれまでの彼らとは異なる冒険を求めています。前作『Sword』が流れるようなメロディで構成されていたのに対し、新作『Gun』は実験的で予測不可能なサウンドが特徴です。
予測を超えるサウンド
新EPに収録された楽曲は6曲で、どれも激しいリズムと独創的なビートが施されています。特にリードトラック「Superstar」は、聞く者を引き込む圧倒的なエネルギーを持っています。他にも「No Strings」など、聴き応えある楽曲が揃っており、彼らの成長するアーティスティックな表現がしっかりと詰め込まれています。
EPのリリースに合わせて制作されたミュージックビデオも注目を集めています。前作のEPと対をなしており、二つの作品が織りなすストーリーは完結を迎える形に。また、これらのビデオはメンバーのルイ・パステルとフェリックスが共に力を入れて制作しており、両EPのビジュアル監督であるダン・ストレイトが手掛けたことも特筆すべき点です。
大規模ツアーを控えて
この二枚のEPは、Paris Texasにとってキャリア最大規模のツアーを前に制作されています。彼らは現在、
タイラー・ザ・クリエイターの「クロマコピア:ザ・ワールド・ツアー」に参加中。ロサンゼルスのCrypto.comアリーナでは、6回連続ソールドアウトを達成するなど、その人気は高まる一方です。この後、アメリカ東海岸からイギリス、ヨーロッパ、さらには日本公演も予定されています。
進化し続ける音楽
Paris Texasは、過去にもシングル「girls like drugs」などを通じて聴衆を魅了してきました。そして今、彼らの最新EPはダークでノスタルジックなムードを漂わせながらも、革新と冒険の精神を感じさせます。彼らの音楽は、長年の友人でありコラボレーターでもあるビリー・レモスとディリップとの強力な連携を通じて、さらなる発展を遂げています。
EP『Mid Air』のリリースを経て、今後の展望も非常に楽しみです。彼らの活動はますます多様になり、これからの音楽シーンにどんな影響を与えていくのか期待が膨らみます。新たな試みを続け、音楽性を革新し続けるParis Texasから目が離せません。
公式情報
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