オーガニックデイの魅力
2024-12-13 19:08:21

赤坂学園でオーガニックの魅力を体験!食農教育と地域連携のハーモニー

オーガニックビレッジ連携給食の取り組み



令和6年12月6日、港区にある小中一貫教育校「赤坂学園」にて、特別なイベント「赤坂学園オーガニックデイ」が開催されました。このイベントは、地域のオーガニック食材を使った給食提供と食農教育を中心に据えています。これは、港区の学校給食における有機農産物の促進を目的としており、有機農業の日である12月8日に合わせた開催となりました。

このイベントは、日本オーガニック会議と連携して行われ、有機農業を推進する自治体からの協力を得て、有機食品で作られた特製給食が提供されました。参加者は、この機会にオーガニック食材の重要性を知り、持続可能な農業についての理解を深められる内容となっていました。

食農教育の重要性



イベントの一環として、赤坂学園の5年生を対象にした食農教育も行われました。これは、オーガニック農業の意義や、選ぶ食材が自分たちの健康や環境に与える影響を理解するための活動です。

講師には、農林水産省の松本賢英氏や、日本オーガニック会議の小原壮太郎氏、さらには富山県南砺市の農家代表である渡辺吉一氏が招かれ、実際の体験談や知識をもとに、子どもたちに多様な視点から食との関わり方を教えていました。

特に、渡辺氏は自身の農場でのオーガニック農業の実践を通じて、農業の楽しさとやりがいを語り、子どもたちの興味を引きました。こうした経験が、子どもたちが今後どういう食の選択をしていくかに大きな影響を与えることが期待されています。

地域との連携



「赤坂学園オーガニックデイ」では、千葉県木更津市、富山県南砺市、宮崎県高鍋町など、オーガニックビレッジ推進自治体からの有機農産物が使用されました。木更津市からはブルーベリーやニンジン、南砺市からはお米、高鍋町からはいちごが提供され、地域の多様な食材を楽しむことができました。

こうした活動は、ただ給食として提供されるだけでなく、地域との強い結びつきを育むことも目的としています。子どもたちが地元の食材を知り、その背景にある農業の現場や、作ってくれる人々の思いも感じ取ることができるのです。

未来の展望



このイベントを通じて、地域の農産物の利用をさらに促進し、持続可能な農業とその魅力を子どもたちに伝えていくことが期待されています。これにより、地元食材の消費が進み、持続可能な社会への理解が深まることが望まれています。

オーガニックデイは、子どもたちにとって、ただ食事をする場ではなく、食や農業について考える大切な機会を提供するものでした。このような取り組みが広がることで、未来の食の選択に良い影響を与えることを期待しています。


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