TUBEデビュー40周年記念公演
国民的ロックバンドTUBEが今年、デビュー40周年を迎えました。彼らの記念日である6月1日には、20年ぶりとなるハワイ公演が行われ、その模様がWOWOWで特別番組として放送されます。この公演は、ファンの期待が高まる中、様々な困難を克服して実現したものであり、感動と興奮に包まれた瞬間が数多く記録されています。
開催に向けた波乱
公演を控えた5月28日、TUBEの公式サイトにて、渡米に必要なビザが取得できず、公演が危ぶまれているという衝撃のニュースが発表されました。しかし、関係者の尽力によって、ビザは無事に取得され、メンバーはフライトでホノルルへ向かいました。現地に到着後、彼らは休む間もなく、会場でのリハーサルを開始しました。しかし、直前に発生したトラブルのために、現地に入れなかったスタッフが多かったため、メンバーは自ら楽器の配線を行い、設定を整えるという、デビュー当時を思い起こさせる光景が展開されました。
公演の瞬間
会場である「トム・モファット・ワイキキ・シェル」には、日本からのファン約4000人を含む約6000人が集まり、メンバーを花のレイで歓迎しました。オープニングでは、前田亘輝が天を指さし、「ゆずれない夏」の演奏が始まります。現在の状況とシンクロする歌詞が、会場にいる全員の心を打ち、感動を呼び起こしました。
公演の中盤では、デビューシングル「ベストセラー・サマー」が披露され、TUBEの成長を感じさせるパフォーマンスが展開されました。特に、「憧れのハワイ航路」や「SUMMER DREAM」など、彼らの数々の名曲がハワイの地で響く姿は、ファンにとって特別な瞬間でした。フラダンサーとのコラボレーションでの演出もあり、ハワイアンアレンジが施されたこれらの楽曲は、ライブの魅力を一層引き立てました。
サプライズゲストとのコラボ
さらに、アンコールでは、サプライズゲストとして広瀬香美が登場。新曲「ロマンス・イン・ザ・サン」を披露し、会場は歓喜の声で満たされます。最後には、「Keep On Sailin'」が演奏され、ファンとの強い絆を再確認する場面がありました。この公演は、彼らの40年の歴史を背景に、仲間とファンの温かい支持によって成功を収めました。
WOWOW特別番組
WOWOWでは、TUBEの40周年ハワイ公演の様子を、2時間にわたるライブ&ドキュメンタリーとして独占放送します。バックステージでのハプニングや感動的な瞬間、メンバーの思いなど貴重な映像がたっぷりと詰まっており、ファン必見の内容となっています。
今後も、TUBEは「Keep On Sailin'」というタイトルで全国ツアーを行う予定で、40周年を駆け抜ける彼らの姿に注目が集まります。期待が膨らむ90年代から続く彼らの音楽を、これからの時間でも楽しんでいきましょう!
詳しい番組情報は
こちらをチェックしてください。