SHUTLのリニューアルと新たなイベントのご紹介
東京・東銀座のアートスペース「SHUTL」が、2023年5月15日より営業を再開します。日本の伝統文化と現代のカルチャーを融合させ、自由な表現を促進するこの施設は、リニューアルを経て新たな魅力を発信します。ここでは、今後のイベントの内容や施設の魅力をご紹介します。
SHUTLとは?
SHUTLは、松竹株式会社が運営するアートスペースで、「伝統と現代の新たな接続方法を生み出す実験場」をテーマにしています。黒川紀章によって設計された中銀カプセルタワービル内にあり、かつての空間を再利用した新しいアートの拠点として生まれ変わりました。
リニューアルオープンにあたり、施設のレイアウトも一新され、約85平方メートルの広々としたスペースで、展示やパフォーマンス、ワークショップなど様々なイベントを実施できるようになりました。
魅力的なイベントラインナップ
リニューアル後、SHUTLでは以下のイベントが予定されています。
タムラサトル個展「レイという青いワニ」
開始日:2025年5月15日(木)〜5月25日(日)
この個展では、現代美術家・タムラサトルが、無目的に回転するワニのインスタレーションを展示します。小さなワニを起点に、500体以上のカラフルなワニが繰り広げる動きは観る者を引き込み、彼の作品に込められた意味を考えさせます。
SHUTL MARKET
日程:2025年5月24日(土)・25日(日)
このイベントでは、SHUTLセレクトの8店舗が集まり、インテリア雑貨やフードなどが揃います。「SHUTL MARKET」を通じて、伝統と現代の新たな出会いに触れることができるでしょう。
長谷川愛の没入型インスタレーション「PARALLEL TUMMY CLINIC」
期間:2025年6月6日(金)〜7月7日(月)
この作品は、50年後の東京を舞台にした没入体験型のインスタレーションで、観客はクリニックを訪れる形で、現代社会の問題を考えさせられる特別な時間を提供します。
施設の概要
SHUTLの空間は、間仕切りのない開放的な設計で、ジャンルを問わない独創的な企画を可能にしています。また、屋外にもスペースがあり、コンクリート壁を用いた表現の幅が広がっています。特に、ブルーシートで彩られた屋外フリースペースは、アートに新しい風を吹き込みます。
アクセスと営業時間
SHUTLは、東京メトロ東銀座駅から徒歩3分の好立地にあります。営業時間は、展示イベント開催期間中の13:00〜19:00(火・水曜休廊)となっており、事前の予約は不要です。
ぜひ、この新たに生まれ変わった「SHUTL」で、アートの新たな魅力を体験してみてください!