株式会社Peds3、東京都の支援プログラムに採択
株式会社Peds3(本社:東京都港区、代表取締役 CEO 千先 園子)が、東京都主催の「スタートアップ社会実装促進事業(PoC Ground Tokyo)」に採択されたことが発表されました。このプログラムは、東京都が持続的な経済成長を目的に立ち上げたもので、革新的なアイデアを持つスタートアップの成長を支援するものです。
Peds3は、「小児医療の未来をつくる、こどもDoTank」というミッションのもと、特に学習における支援が必要な子どもたちに向けた新しいアプローチを試みています。具体的には、読字障害や算数障害を抱えた児童のために有効な音読学習アプリと算数学習アプリの開発を進め、社会実装へとつなげることを目指しています。
スタートアップ支援の目的
PoC Ground Tokyoは、急成長を目指すスタートアップに対し、コンセプト検証を行うことでその成長を支援します。革新的なビジネスアイデアを実現するために必要なリソースや情報を提供し、スタートアップ同士のネットワークづくりを促進することが目的です。このプログラムを通じて、Peds3は自身の課題解決に向けた新しい道を切り拓いていきます。
現在の取り組みと社会的意義
日本全体では、少子化が進行する一方で、小中学生の不登校や思春期の自殺率、さらには医療的ケアを必要とする子どもたちの数が増加しているのが現状です。Peds3は、ただ待機するだけでは解決できない問題に直面している未来の子どもたちのため、バイオサイコソーシャルケアの実現に向けた取り組みを行っています。
特に、学習障害(LD)の領域に注力し、ディスレクシア(読字障害)を抱える子ども向けの学習アプリや、算数障害の子ども向けの学習アプリの開発を進めています。これにより、すべての子どもたちが笑顔でいられる社会を目指しています。
Peds3の企業概要
株式会社Peds3は、成育医療・母子保健の分野において、子どもたちの身体だけでなく心と社会的健康を包括的に支援するスタートアップです。デジタル技術やAIを活用し、エビデンスに基づいたサービスを社会に提供することを目指しています。
特に、医療機関向けのデジタル支援事業や、小児向けのデジタル診断・治療アプリの開発を行っています。これにより、子どもたちの成育に寄与できる革新的なソリューションを社会に提供していくことを目指しています。
これからもPeds3から目が離せません。子どもたちの未来を切り拓く、彼らの挑戦に期待しましょう。