広島民放4局が挑む新たなお土産開発プロジェクト「ミヤゲキングダムⅡ」

広島の在地民放4局が共同で進めるプロジェクト「広島4局対抗ミヤゲキングダム」は、昨年の成功に続いて今年も新たな挑戦を繰り広げます。このプロジェクトでは、広島県が推進する「おいしい広島プロジェクト」に賛同し、各局がそれぞれのブランドを生かした新しいお土産の開発に力を注いでいます。特に今年は、RCCの人気番組「元就。」が初めて参加することが大きな注目を集めています。

新しいお土産の誕生

RCCが手がける新しいお土産として、釜めしの老舗「酔心」とコラボレーションした「広島熟成鶏と生姜のまぜる釜めしの素」が開発されました。この商品は、広島の特徴的な食材を用いた自宅で簡単に楽しめる釜めしセットとして提案されており、広島の皆さんにとっても大変楽しみな新商品となることでしょう。

酔心の小松料理長は、この新土産に込めたこだわりについて「広島ならではの食材をふんだんに使い、地元の人々に愛される味に仕上げました」と語っています。実際、店舗では季節限定で人気の「鶏生姜釜めし」を気軽に味わえる形で販売する予定です。

番組出演者も豪華

また、このプロジェクトには中国地方で活躍するアイドルグループ「STU48」や広島に縁のあるタレント・芸人も多数参加しており、多彩な顔触れが集結しています。彼らがどのようにして広島の魅力を引き出し、新たなお土産を作り上げるのか、期待が高まります。

同日放送での認知拡大

今年のプロジェクトは、全4局がそれぞれの番組を2025年6月21日（土）に同日放送することで、広島の新たなお土産を全国に広めることを目指しています。地上波放送後には、TVerでも全国配信されるため、より多くの人々に広島の魅力が伝わることになるでしょう。

お土産開発の舞台裏

「ミヤゲキングダム」は、広島県・湯﨑英彦知事からの「広島に新たなお土産を誕生させたい」という命を受けて始まった企画であり、各局は自分たちでしか作れない究極のお土産、すなわち「王土産」の開発に挑んでいます。各局は各自の知見を活かし、特定の人気店と連携しながら新たな商品を生み出しています。

このように広島の食文化や魅力を再確認する機会ともなる「ミヤゲキングダムⅡ」は、広島を代表する新しいアピールポイントとして期待されています。