2024年の食品業界の展望とヤマモリの新たな挑戦について
新年あけましておめでとうございます。2024年が始まり、我々ヤマモリも新たな挑戦と展望に胸を膨らませています。ここでは、2024年の食品業界の背景や、我々の取り組みについて詳しくご紹介します。
繁雑な背景を見据えた中で
2024年は、能登半島を襲った地震や異常気象など、さまざまな影響を受けた年頭となりました。これらの出来事は、人命や日常生活の大切さを再認識させる契機となりました。経済面では歴史的な円安が続き、輸出産業やインバウンド需要の回復が見込まれる一方で、エネルギー価格高や物価上昇が生活者の厳しい防衛意識を引き起こしています。
このような不安定な状況下で、我々は第8次中期経営計画の初年度を迎え、ビジョンを定義し、3つのミッションを設定しました。それは、精力的かつクリエイティブな企業文化を持つこと、お客様のニーズに応える柔軟な組織を構築すること、そして、本物の価値を提供することです。
本物感とおいしさの追求
我々の企業理念「果てしなき夢を描き、満足を追求し続ける」は、現在の事業運営の基盤となっています。本年、我々は『オペレーショナルエクセレンスの追求』に注力しており、社内改革「YTA(ヤマモリ・ターン・アラウンド)」を推進しています。4年目に入るこの取り組みでは、若手リーダーが運営を担い、原価低減や生産性向上を目指しています。
また、新商品「GABA100睡活ビネガー」は、睡眠不満を持つ多くのお客様のニーズに応え、予測を大幅に上回る販売成績を記録しました。この商品は、睡眠の質を向上させる機能性表示食品として新たな市場を切り開くものです。また、2024年1月には「GABA100肌弾ビネガー」を発表し、肌の健康を気遣う新たな提案を行います。
環境への配慮と未来への挑戦
「名代缶つゆ」の200mlPETボトルへの切り替えは、環境負荷の軽減と少人数世帯への配慮から生まれた決断です。時代のニーズに応えることで、長い歴史を持つ商品が新たに生まれ変わりました。今後も、時代の変化を捉えた展開を続けていきます。
さらに2024年には、タイフード事業において新商品「トムヤムスープ」を発売予定です。ユネスコ無形文化遺産の登録を受けて、日本におけるタイフードの認知度と需要はますます高まっています。
国際市場での成長
2025年に向けて、我々は国際市場での成長戦略を強化していきます。特にアジアでは、日本食の需要が拡大し続けており、それに応じた商品展開を行うことで、より多くのお客様に受け入れられるブランドを目指します。海外市場でのハラル認証取得を活かし、ムスリム市場へのアクセスも図る方針です。
まとめ
2025年は、多くの挑戦と成長の機会が待ち受けている年と予測しています。今後も「You are what you eat.」の精神を胸に、お客様の心と体に喜びを与える商品を届けるために精進します。ヤマモリは、「食」を通じた感動と笑顔を創造し続ける企業であり続けます。
最後に、過去の努力が実を結ぶ年になることを願い、引き続き皆様のご指導を賜りますようお願い申し上げます。