子どもたちが楽しむ!デフバレー体験と手話学習で多様性を体感
2023年3月11日、東京・渋谷区にある株式会社ポピンズの子会社、ポピンズエデュケアが主催する「お子様向けパラスポーツ体験プログラム」が開催されました。この日のイベントは、約40名の子どもたちが参加し、聴覚障害を持つ方々のためのバレーボール「デフバレー」に親しむ貴重な機会となりました。
デフバレーと手話の魅力を体験
当日は、東京都聴覚障害者連盟女子バレーボール部に所属する選手3名がゲストとして参加。彼女たちによるデフバレーのデモンストレーションや、手話の基本を学ぶセッションを通じて、子どもたちは楽しみながら障害やパラスポーツの理解を深めることができました。
選手たちからは、手話で「こんにちは」、「ありがとう」、「がんばれ」といった日常的に使える表現を教わり、イベントは開始しました。子どもたちは実際に手話を使い、「がんばれ」と声援を送りながらデモンストレーションを観戦しました。選手たちとともに拍手を手話で伝え、参加者同士でコミュニケーションを楽しむ姿が見受けられました。
声を出さない新しいコミュニケーションの発見
このプログラムでは、コミュニケーションを声に頼らずに行う体験も行われました。各チームが決められたスポーツをジェスチャーだけで表現し、相手に伝えるゲームを通じて、全身を使っての表現力が試されました。子どもたちはバレーボールやテニスなど、様々なスポーツの動きを模倣し、ゲームで楽しむ姿が印象的でした。正解したチームには、手話で拍手が贈られていきました。
このように、ただ楽しいだけでなく、実際のコミュニケーションの大切さを感じる時間となりました。多様性について学ぶことも目的とされているこのプログラムで、子どもたちは普段の生活では考えられない新しい視点を得ることができたのです。
さらなる学びの場として「ポピンズプラス」
本プログラムは、ポピンズの付加価値サービス「ポピンズプラス」の一環として実施されました。ポピンズプラスでは、保護者と子どもが共に夢を叶えることを目指した本物志向の体験が提供されており、オリンピック選手や様々な専門家から学ぶ機会が用意されています。
ポピンズプラスは、国内外の多特化したプログラムを通じて、子どもたちの成長をサポートし続けます。ポピンズの保育園に通う子どもだけではなく、すべての幼稚園・小学校に通う子どもたちも参加できるプログラムが展開されており、幅広い学びの場を提供しています。
ポピンズの企業理念とSDGsへの貢献
ポピンズは1987年の創業以来、働く女性を支援することをミッションに掲げ、質の高い教育と介護サービスを提供してきました。また、2020年には日本初のSDGs-IPO企業として上場し、特に教育やジェンダー平等、経済成長についてのアクションを強化しています。
子どもたちが健やかに成長するための環境を整えるだけでなく、社会全体の発展に寄与することを重視しています。今後もポピンズは、多くの子どもたちに貴重な体験と学びの場を提供し続けていくことでしょう。