新たなサイバーセキュリティサービス「マモレル」とは
近年、企業にとってサイバー攻撃への対策は喫緊の課題となっています。そのような中、マーケティングコミュニケーションを支援するマテリアルグループ株式会社の傘下、マテリアルデジタルが提供を開始するのが、サイバーセキュリティサービス「マモレル」です。このサービスは2025年の1月24日から法人向けに展開され、近年増加しているサイバー攻撃による脅威に対処するための重要な役割を果たします。
「マモレル」は、企業のブランド価値を守ることを目的としています。具体的には、サイバー攻撃に対する脆弱性診断や、企業のウェブサイト、サーバーの健全性チェックを行います。これにより、企業は早期に問題を発見し、適切な対応を取ることが可能になります。また、マテリアルグループの他の企業とも連携し、危機管理コンサルティングや、実際にサイバー被害を受けた場合のクライシスコミュニケーションをサポートする体制も整えています。
サイバー攻撃の現状と必要性
世界中で進行中のデジタル化に伴い、サイバー攻撃は急増しています。国内外を問わず、企業にとってサイバーリスクへの不安が募る中、脆弱性が強調されるのは当然の流れです。特に、情報漏洩や業務停止は、金銭的な損失だけでなく、ブランドイメージにも深刻な影響を与える可能性があります。最近の調査によると、サイバー攻撃関連の通信数は2015年からおよそ8.3倍に増加しており、日本の企業もその影響を無視できません。
「マモレル」の提供内容
「マモレル」では、以下のサービスが提供されます:
1.
サイバーリスクに対する調査・診断:サイバーリスクを包括的に分析し、診断結果をレポーティングします。
2.
情報漏洩調査:企業が持つ情報のセキュリティーを強化するために、サイバー空間における情報漏洩のリスクを調査します。
3.
脆弱性診断:アプリケーションの脆弱性を診断し、ペネトレーションテストを行い、潜在的なリスクを明らかにします。
4.
定常的な監視運用:SOC(セキュリティオペレーションセンター)を通じて、サイバーリスクを常に監視し、必要に応じてフォローアップします。
5.
危機管理サポート:危機管理対応方針の策定や、リスクマップ、危機管理マニュアルの作成を行います。
6.
メディアトレーニング:危機発生時におけるスムーズなメディア対応を行うための実践的なトレーニングを提供します。
マテリアルデジタルについて
マテリアルデジタルは、デジタルマーケティングに特化した企業で、クライアントのニーズに応じたさまざまなコンサルティングを行っています。特に、デジタルを起点にしたマーケティング全般に力を入れており、Web接客ツール「Flipdesk」やチャットボット「Cross Talk」を通じて、顧客との接点を強化するサポートをしています。
さらに、マテリアルグループ全体として、事業課題に対する戦略的な解決策を提供し、クライアントのブランド価値を最大化するための支援を行っています。
企業の存続を脅かすサイバー攻撃に対応するために、「マモレル」を通じて、企業の安全を確保し、信頼構築へとつなげる取り組みが本格的に始まります。この新しいサービスの導入により、企業は競争優位性を築き、持続可能な成長へと進むことでしょう。