全国初のインクルージョンな「奈良おもちゃ美術館」の誕生を応援しよう

奈良おもちゃ美術館の誕生

2025年3月20日、奈良県三郷町に関西初となる「奈良おもちゃ美術館」が誕生します。この美術館は東京おもちゃ美術館を運営する認定NPO法人芸術と遊び創造協会の監修のもと、地域の特性を生かしながら「誰もが学び、働き、遊び、交流するインクルージョンな場所」を目指しています。ここでは、年齢、国籍、人種、性別、障がいの有無に関わらず、全ての人が気軽に集まり、楽しめる空間が作られます。

クラウドファンディングの開始

この美術館の理念に賛同し支援してくれる仲間を増やすため、クラウドファンディングが開始されました。期間は2025年1月20日から3月20日まで。目標金額は第一目標400万円、第二目標600万円で、いただいた寄付は館内の設備や体験コンテンツの拡充に使用されます。特に、寄付者には「一口館長」という特典があり、支援金額1万円以上であなたの名前が刻まれたオリジナルの積み木を手に入れることができます。

充実した施設内容

館内の1階には絵本を中心としたライブラリーカフェやイベントスペースが設置され、来館者は気軽に交流できる場が提供されます。また、ミュージアムショップでは、県内の特色を生かした商品が並びます。2階にはおもちゃ美術館があり、木のおもちゃで楽しみながら、地域の観光も体験できる工夫が凝らされています。そのため、子どもたちの遊び心を大切にしながら多様な体験ができるでしょう。

ライブラリーカフェの魅力

ライブラリーカフェ「本のある山のカフェ MOKUMOKU CAFE」では、奈良のコーヒーブランド「ロクメイコーヒー」が監修した本格的な飲食メニューが提供されます。ここでは、ドリンクを楽しみながら絵本を読むことができ、「多くの方に気軽に立ち寄れる場」に育てることが目指されています。寄贈を受けた多数の児童書が並び、訪れる子どもたちの思い出と新たな物語を育む空間となることが期待されています。