デイトラとGMOコネクトHRが共同開催するデザインコンペの成功事例

デザインコンペがもたらした新たなキャリアの可能性

オンラインスクール「デイトラ」と、人材派遣企業「GMOコネクトHR」は、2025年4月から5月にかけて、Webデザインコースの受講生を対象とした実践型のデザインコンペを共催しました。このコンペは、受講生が実務に直結したデザインスキルを発揮できる貴重な機会を提供し、企業との新たな接点を築く場でもありました。

デザインコンペの概要

このコンペは、受講生が実際の企業から提示されたデザイン課題に対して解決策を提案する形式で行われました。実際に、GMOコネクトHRが抱えるコーポレートサイト営業資料のデザインに関する課題に取り組むというものです。コンペ期間中には70作品以上の応募が寄せられ、企業からのフィードバックを受ける形式で、受講生はリアルな実務体験を味わいました。

受賞者と評価

審査は、GMOコネクトHRの代表取締役社長やデイトラの代表が行い、最優秀賞には「くくまま」さんと「まりの」さんが選ばれました。それぞれの作品は、デザインのバランスや視認性の面で高い評価を受け、企業の魅力を伝える優れた提案だと認められました。特に、最優秀賞受賞作品は、実際の業務として受注されることが決定しました。

実践的なキャリア支援

本コンペの目的は、受講生が実務レベルのデザインスキルを習得し、企業と結びつく橋渡しをすることです。参加者の中には、最優秀賞受賞者にとどまらず、他の応募者にも企業から直接仕事のオファーが寄せられる事例が見られました。これは、ただのスキル披露の場から、実務につながるリアルな体験を提供する貴重な活動として評価される結果となりました。

この取り組みを通じて、デイトラは受講生が自信を持って営業に臨むきっかけを作ることができました。また、企業側にとっても即戦力人材との新しい出会いを創出する機会となりました。

企業の期待と今後の展望

GMOコネクトHRの代表取締役社長、安田氏は、今回の取り組みを通じて、受講生の高いスキルと実践力を実感し、今後もこのような機会を拡大していくことが重要だと語っています。企業のDX人材不足という課題に対しても、新しい人材との接点を大切にし、共創の機会を増やしていくことが求められています。

受講生の声と学びの成果

受講生からは、「現場レベルの問題に向き合うことで、実務に通じる貴重な学びを得られた」との声が多く寄せられました。デイトラの online スクールは、これからも実践的なキャリア支援を続け、受講生が自分のスキルを活かしながら社会に貢献できるよう支援していく方針です。

まとめ

「デイトラ」と「GMOコネクトHR」の共同開催によるこのデザインコンペは、受講生と企業の距離を縮め、実務に即した学びを提供する場となりました。今後も、このような実践的な機会を拡大していくことで、デジタル人材の育成と社会への貢献を目指していきます。教育と実務の架け橋となるこの取り組みが、ますます多くの人々のキャリア形成に寄与することを期待しています。