沖縄の民藝展
2026-07-09 14:36:54

柳宗悦が出会った沖縄の美を探る展覧会が東西で開催!

柳宗悦が出会った沖縄の美を味わう展覧会



日本の民藝運動の先駆者である柳宗悦が沖縄の美と出会い、これを讃え続けた歴史的背景をひも解く展覧会が開催されます。高島屋主催の「柳宗悦が出会った沖縄の美 琉球の民藝」は、2026年8月26日から9月6日まで東京・日本橋、そして9月9日から21日まで大阪で行われます。この展覧会は、柳が見出した沖縄工藝の価値を再認識する機会となります。

展覧会の背景と意義



今年は、2019年に焼失した首里城正殿の再建が計画されており、さらに柳宗悦が「民藝」の理念を確立してからちょうど100年の節目でもあります。これは、沖縄の文化や工芸に対する興味が高まっている今、柳が「宝の山」と称賛した沖縄工芸の価値を再評価する絶好のチャンスです。

柳宗悦と沖縄の関係



柳宗悦は、大正末期から昭和にかけて民藝運動を推進した宗教哲学者であり美術評論家です。彼は、琉球王家の尚昌候との縁をきっかけに1938年から4度沖縄を訪れ、その地の独特な手仕事や工芸に魅了されました。展覧会では、日本民藝館が所蔵する琉球民藝コレクションを中心に、柳が沖縄で出会った色彩豊かな染織物や、大らかな陶器など、多彩な作品が約100点展示されます。

展示の見どころ



1. 沖縄の染物


展覧会では、紅型(びんがた)と呼ばれる沖縄の独自の染色文化に焦点を当て、多彩な衣装や型紙が展示されます。これにより、柳が惹かれた紅型の美しさやその背景が紹介されます。

2. 沖縄の織物


芭蕉布をはじめ、琉球の織物文化に根ざした各種布製品が展示され、沖縄の織物の多様性を感じられます。

3. 沖縄の焼物


壺屋焼や日常で使われた器類を通じて、独自の土に育まれた日本の焼き物文化に触れ、その質感や造形美を楽しむことができます。

4. 琉球の風物


沖縄の暮らしと芸能に根ざした道具や芸術作品も取り上げられます。これにより、琉球の文化の豊かさが一層味わえます。

5. 民藝運動と作家たち


展覧会では、柳だけでなく彼と共に沖縄を訪れた民藝運動の作家たち、芹沢銈介や河井寬次郎、濱田庄司の作品も展示され、その影響を感じ取れる場となります。

特別展示と即売会


さらに、展示会場に隣接する催事場では、全国から集められた民藝品が即売され、特別イベントも予定されています。イベントでは、トークショーやワークショップなども行われ、民藝の精神を感じられる機会が設けられています。

詳細情報


  • - 東京会場
会期:2026年8月26日(水)~9月6日(日)
会場:日本橋高島屋S.C. 本館 8階催会場
  • - 大阪会場
会期:2026年9月9日(水)~9月21日(月・祝)
会場:大阪高島屋7階催会場

入場料は一般1,200円、大学・高校生1,000円、中学生以下は無料で、チケットは各種プレイガイドで取り扱っています。この展覧会を通じて、沖縄の美を堪能し、その深い文化を理解する素晴らしい機会となるでしょう。


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