国際ICTガールズ・デー2025が大盛況!
2025年4月24日、国際ICTガールズ・デーを記念して、「ICTを味方につけて、私の未来をひらく」というテーマのイベントが、東京で開催されました。このイベントは、国際NGOプラン・インターナショナルが主催し、女子学生や多くのステークホルダーが参加しました。目的は、デジタル分野や技術系進路に対する偏見を減少させ、自分の可能性を広げることです。
パートナー企業トークセッション
この日は「仕事と人生の可能性をひらくICT」というテーマのトークセッションが行われました。参加企業は、就活情報を提供するマイナビと、日本初のマンツーマン型プログラミングスクールSAMURAIの2社です。
最近の教育カリキュラムの変更による影響を受けた学生たちは、プログラミングに対する「コンプレックス」を抱えていることが調査から分かっています。しかし、ICTは専門職だけでなく、文系職にも活用でき、多くの可能性を秘めていると両社の代表者は語りました。
マイナビの北村氏は、文系出身にもかかわらずICT専門学校に通い、現在WEB制作会社でディレクターとして活躍する自らの経験を共有しました。「23歳からICTを始め、少しずつスキルを身に付けて今の仕事があります」と述べ、文系でもICTのスキルを身に付けられるチャンスが広がってきていることを参加者に伝えました。
一方、SAMURAIの下瀬氏は、「まずは自分の身近なアプリやスマホから始める3ステップ」を提案し、少しずつICTを身近に感じてもらうことの重要性を説明しました。
高山一実さんが学生たちにエール
イベントのスペシャルゲストには、タレントの高山一実さんが登壇しました。彼女は、自身が経験した仕事や挑戦について語り、特に「アイドル時代に挑戦した小説」について触れると、会場には驚きの声が上がりました。「当時は、自分が踏み込んでいない領域でしたが、新しい強みを作るために挑戦しました」と振り返りました。
さらに、高山さんは自身が未経験からノーコードでのHP制作に取り組んだ経験を紹介し、「私も挑戦したからこそ、今のキャリアに活かされています」と学生たちに呼びかけました。彼女は、学生たちに向けて「挑戦は、自分の未来を切り開く」とメッセージを送り、感動を呼び起こしました。
プログラミングワークショップ
トークセッションの後、参加者はプログラミングワークショップで実際にICTに触れる機会を得ました。株式会社スプリックスの協力により、生成AIを活用したおみくじWebアプリの開発に挑戦しました。参加した学生たちは、初めての作業に少し戸惑いながらも楽しみながら取り組み、ICTの世界に魅了されている様子が見受けられました。
プログラミングは、今後のキャリアにどのように繋がるかも説明され、参加者たちはその重要性を深く理解しました。最近ではプログラミングを学べるサービスも充実してきており、多くの学びの場が提供されています。
プラン・インターナショナルは、今後もITスキルを学ぶことで、ジェンダー平等とキャリアの選択肢を広げることを目指して活動を続けていきます。
国際ICTガールズ・デーとは
国際ICTガールズ・デーは、日々進化するICT分野でのキャリアに挑戦する女の子や女性を支援することを目的とした国際的な取り組みです。毎年4月の第4木曜日に行われ、世界中で様々なイベントが開催されています。
まとめ
今回の国際ICTガールズ・デー2025は、学生たちにとって自らの未来を切り開くヒントとなったことと思います。自信を持ってICTに挑戦し、自分の道を探し続けてほしいと願うばかりです。