シェアサイクル「チャリチャリ」が那珂川市に新たな移動手段を提供
福岡県の那珂川市で、利便性と観光促進を目指したシェアサイクルサービス「チャリチャリ」が、2025年6月16日から利用可能エリアを拡大しました。このサービスは、福岡都市圏の広域移動ニーズに応えるために設計されており、交通の要所にポートが設置されます。
「チャリチャリ」とは
「チャリチャリ」は、スマートフォンのアプリを使って赤い自転車を簡単に利用できるシェアサイクルサービスです。1分7円のベーシック自転車や、1分17円の電動アシスト自転車があり、短距離移動において非常に便利です。福岡市で2018年2月からスタートし、これまでに累計3,400万回以上の利用を記録しています。
那珂川市での取り組み
今回のエリア拡大に合わせて、JR博多南駅や西鉄バス那珂川営業所、ふれあいこども館など、計15カ所にポートを設置しました。これにより、地域振興や観光に貢献し、市民や訪問者が気軽に利用できる公共交通のインフラが整います。特に、観光名所へのアクセスが向上することで、地域の活性化に寄与することが期待されています。
こうした取り組みは、那珂川市との連携協定を基に進められており、今後もさらにエリアを拡大し、市内の公共交通機関との接続を高めることで、利便性を向上させていく方針です。
拡大された利用可能エリア
新たに開設されたポートは以下の通りです:
- - 博多南駅前ビル南側市営駐輪場横(バスロータリー)
- - セレノ21(那珂川市今光6丁目73−2)
- - 株式会社岡野(那珂川市片縄東1丁目6−21)
- - 五郎丸1丁目芝地(那珂川市五郎丸1丁目)
- - ふれあいこども館(那珂川市仲2丁目5−2)
- - ちくし那珂川病院(那珂川市仲2丁目8−1)
- - その他、計15カ所に設置が完了しています。
地域と共に歩む「チャリチャリ」
チャリチャリは、地域に根ざした新たな交通手段として、その価値を広げることを目指しています。利用者が気軽にサイクリングを楽しむことで、健康維持や環境負荷の軽減にも寄与できます。
さらに、チャリチャリの公式オンラインストアでは、安全性に配慮したオリジナル自転車用ヘルメットの販売も行っています。運動時に便利なアイテムを取り入れることで、より多くの人々にシェアサイクルを利用してもらうことを目指しています。
まとめ
那珂川市でのチャリチャリの導入は、未来の移動手段として大きな期待が寄せられています。市民や観光客が気軽にサイクリングできる環境が整うことで、地域経済の活性化と訪問者の体験向上につながるでしょう。今後も「チャリチャリ」は、地域のニーズに応えるサービスを提供し続けていく予定です。
「チャリチャリ」に関する詳しい情報は、公式ウェブサイトやSNSでご確認ください。