自動運転データセットの提供開始
日本最大級のAI学習用データプロバイダーであるNexdataが、新たに自動運転・ADAS(先進運転支援システム)開発を目的とした高精度学習データセットの提供を開始しました。これは、自動運転アルゴリズムを効果的に開発するための強力な武器になるでしょう。
背景:自動運転開発の課題
自動運転技術は急速に進化していますが、その開発プロセスにおいて直面する最大の課題の一つが「走行データの不足」です。特に日本においては、独自の交通ルールや複雑な市街地環境に対応した高品質かつ適切なデータが必要です。しかし、海外で収集されたデータでは、実際の運転状況に適合しないケースが多くあり、性能向上に限界があります。これにより、多くの開発チームはデータ収集や処理に多大な時間とリソースを浪費しています。
解決策:Nexdataのマルチモーダルデータ
Nexdataは日本国内の実際の道路を走行することで集めたデータを基に、自動運転向けのマルチモーダルデータセットを開発しました。このデータセットは、データ収集からアノテーション、品質検証、デリバリーまでを一つの流れで管理するクローズドループ体制を持ち、すぐに開発現場で使用可能です。
データセット概要
本データセットには、都市部や沿岸道路を実車両で走行し、LiDAR点群・6台の視点を持つ同期RGBカメラ・RTK-GNSS/IMU・CANバス信号をミリ秒単位で同期して収録したマルチモーダルデータが含まれています。これにより、高精度な環境認識モデルの学習や物体追跡のアルゴリズム確認、HDマップの構築支援などに幅広く活用できます。
アノテーション内容
1.
2D交通標識:日本国内の規制・指示・警告標識を網羅し、日本語と英語のバイリンガルラベルを用意。高精度2Dバウンディングボックスにクラス属性や状態フラグも付与し、夜間や汚損の際の検知にも対応。
2.
3D Bbox 点群:数台の4K車載カメラと16ラインLiDARを用いて、車両や歩行者を含む多様なオブジェクトの3次元的アノテーションを付与。センサーフュージョンモデルの学習が簡単に始められます。
3.
4D Lane 車線認識:時系列点群マップを提供し、リアルタイムでの白線や黄線の検出に役立ち、高精度地図用のデータ生成にも対応します。
活用シーン
自動運転アルゴリズム開発において、物体検出や車線認識、交通標識理解などに本データセットを活用できます。また、ADAS機能の評価用テストデータも提供されており、その活用シーンは多岐にわたります。
カスタマイズ対応
さらに、Nexdataではお客様の具体的なニーズに応じて、収録エリアやアノテーション項目などのカスタマイズにも対応可能です。独自性の高い自動運転システムや新しいモビリティサービスの開発を目指す企業にも、最適な学習データを提供します。
会社概要
Nexdata(ネクスデータ)は、データ・タング株式会社が展開するブランドです。設立は2020年で、東京都千代田区に本社を置いています。当社は、AI学習データの収集やアノテーションの提供を行っており、クライアントの要望に応じたカスタマイズデータのサービスも行っています。詳細は
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