2025年、シェイクスピアの不朽の名作を新たな視点で再解釈した舞台『オセロ』が、ブロードウェイで大きな話題となっています。この舞台は、共同プロデューサーとして参加している株式会社CHIMNEY TOWN(本社:東京都千代田区、代表取締役:柳澤 康弘)が手掛けており、その成果が早くも現れました。
2025年2月24日より始まった『オセロ』は、初週の興行収入で2,637,158ドル(約3億9412万円)を記録し、ブロードウェイの全27作品の中で堂々の1位を獲得しました。ブロードウェイといえば大規模なミュージカルが一般的に高い興行収入を誇りますが、ストレートプレイであるこの作品がトップに立つというのは非常に珍しい出来事です。
この記録には、2018年に『ハリー・ポッターと呪いの子』が樹立したブロードウェイストレートプレイ史上最高の興行収入を超えるという快挙が含まれています。『オセロ』はその際に記録した約2,525,850ドル(約3億7748万円)を上回り、業界において大きなニュースとされました。
チケット需要が急増し、価格もプレミアム席を中心に高騰しています。平均チケット価格は361.90ドル(約54,085円)に達し、中には897ドル(約134,056円)という高額チケットも販売されています。ブロードウェイ全体の平均が118.14ドル(約17,656円)なのに対し、いかに『オセロ』が特異な状況であるかが分かります。また、現在のところ、チケット売上はすでに2,750万ドル(約41億円)を超えており、今後の動向にも期待が寄せられています。
公演詳細
- - 期間: 2025年2月24日〜2025年6月8日(予定)
- - 劇場: Barrymore Theatre(ブロードウェイ/ニューヨーク)
- - 出演: デンゼル・ワシントン、ジェイク・ギレンホールなど
『オセロ』の成功は、キャストやスタッフの努力の賜物であり、その魅力が多くの観客を惹きつけ、常に満席が続いていることの証です。
主演のデンゼル・ワシントンとジェイク・ギレンホールによる卓越した演技や、現代的な解釈を持つケニー・レオン監督による演出が、この作品の魅力を際立たせています。古典作品に新しい視点を融合させることで、観客に強烈な印象を残し、幅広い層から高い評価を受けています。
西野亮廣さん、共同プロデューサーとしてのコメントでは、「知ることで人生が変わる」というメッセージが強調され、特に次世代を担う子供たちにこの機会を知ってもらいたいという思いが伝えられました。
舞台『オセロ』は、多くの可能性に満ちた世界を示し、新しい扉を開くことができる作品です。興行が続く限り、観客を惹きつけるその魅力は今後も色あせることがないでしょう。ぜひ、この話題の舞台を観る機会を逃さないでください。
公式サイト: 『OTHELLO』公式サイト