山形市自慢の日本そばを東京で楽しむ！「そば・グルメ」やまがた市の魅力

山形市自慢の日本そばを東京で楽しむ！

山形県山形市は日本の伝統である「そば」の消費が非常に高いことで知られています。実は、家計調査によると、外食の「日本そば・うどん」消費額の分野で山形市は第2位を獲得。そのため、山形市長と地元のそば業者たちが力を合わせ、日本そばと実際の順位を分けて集計するよう要望書を提出したのです。これにより、山形市が「日本そば」の消費量で日本一を目指す背景が生まれています。

山形市のそば文化を知る

山形市の魅力は、多様なスタイルのそばが楽しめることです。例えば、「板そば」は数人前を一緒に盛りつける伝統的なスタイルで、農作業の後のごちそうとして親しまれています。このほかに「更科そば」、「冷たい肉そば」、さらには江戸時代の将軍家に献上された「寒ざらしそば」など、歴史あるそばも堪能できるのです。

特に注目したいのが「寒ざらしそば」です。これは水に浸し、寒風にさらす過程を経て、そば本来の甘さを引き出す手法で作られています。また、明治時代の秋の収穫から、桜の頃にかけて楽しめる珍しい新そばも多く、1年を通じて楽しむことが可能です。

東京での特別イベント「そば・グルメ」やまがた市

2025年3月、東京のKITTE地下1階で開催される「そば・グルメ」やまがた市。山形市の美味しいそばを東京で味わえる貴重な機会です。ここでは山形自慢の「山めん寒ざらしそば」と「天保そば」を数量限定で販売します。特に「天保そば」は、平成に研究機関が「発芽能力はない」としたものを、再生して産まれた特別なそばで、独特な風味と食感を楽しむことができます。

このイベントでは、そばだけでなく、地酒や漬物なども販売されます。中でも山形の酒蔵「寿虎屋酒造」や「男山酒造」による日本酒の試飲も行い、全ての参加者に山形の魅力を感じてもらえることでしょう。