持続可能な水産業への道筋を共に探るシンポジウム「水産未来2025」
2025年3月3日(月)、東京都千代田区にある海運クラブにて、持続可能な水産業をテーマにしたシンポジウム「水産未来2025」が開催されます。本シンポジウムは、パルシステム連合会と沖縄県恩納村漁業協同組合との共同企画によるもので、いま多くの人々が直面している海洋環境の課題を多角的に考える貴重な機会です。
イベントの概要
シンポジウムは、午後1時から始まり、2つの部に分かれています。
- - 第一部(13:30~):ディスカッション(対面&オンライン、メディア公開)
- - 第二部(17:00~):交流会(対面、メディア非公開)
開催場所は海運クラブの2階ホール(東京都千代田区平河町2丁目6-4)です。参加希望者は、第1部が無料ですが、第2部は11,000円(税込、飲食費込)が必要になります。もともとの目的は、気候変動や漁獲減少、担い手不足といった問題に対し、組織間の連携による解決のヒントを探ることにあります。
今年のテーマ「ウミとヒトとの新たな関係性」
株式会社UMITO Partnersと水産経済新聞社の共催による本シンポジウムは、今年で3回目を迎えます。シンポジウムでは、気候変動等による海洋環境の変化や漁獲量の減少、持続可能な漁業に向けた取り組みについて語り合います。特に、漁業を通じて人々がどのように海と関わり、共存していくかを詳細に探る予定です。
パネルディスカッション
今回は、恩納村漁業協同組合とパルシステム連合会が登壇し、実際の成果を報告するパネルディスカッションを行います。例えば、もずく商品の売上の一部を利用して進めているサンゴの養殖や植え付けの取り組みなど、地域が直面している環境問題の解決へ向かう具体的な事例を紹介します。これにより、参加者は生産と消費者の連携が地域経済に及ぼす影響や、その成長の可能性を学ぶことができます。
未来を見据えたアクション
2024年4月からは、漁業者の減少や魚食文化の維持、さらには気候変動といった課題への取り組みを前提にした「お魚食べようアクション」を実施します。この活動は、漁業者と消費者が協力して、魚食の普及を推進する試みです。すでに、今年11月には大日本水産会から「魚食普及貢献者」として表彰された実績もあり、今後の活動実績への期待が高まります。
皆さまのご参加をお待ちしています
持続可能な水産業とは何かを考えるこの貴重なシンポジウムに、多くの方々のご参加をお待ちしています。生産者や地域の方々が直面する課題を理解し、共に解決策を見出す貴重な機会です。ぜひともご参加いただき、未来の水産業を一緒に考えましょう。
【イベント詳細は公式サイトをご覧ください】
水産未来2025 シンポジウム
パルシステムは、持続可能な水産業の実現に向けた取り組みを今後も一貫して進めていきます。