再演決定！神話と和をテーマにしたミュージカル『雫の星語り』が挑む新たな物語

舞台再演のお知らせ！

2024年に東京で話題を集めたオリジナルミュージカル『雫の星語り〜Only God Knows〜』が、2025年7月に大阪と東京で再上演されることが決まりました。この公演は団体にとって初めての大阪公演も含まれており、非常に注目されています。

物語の背景とテーマ

再演版となる本作は、日本の行事「七夕」をテーマにした幻想的な物語です。「神話×和」という独自の視点から展開されるストーリーは、星と神社を巡る冒険を通じて、私たちの抱える問いを深く掘り下げます。

物語は架空の町「一ノ瀬」を舞台に、神社の跡取り娘・シズクが「語り継がれた歴史」と「真実」との間で苦悩する姿が描かれます。シズクが問いかける「神様って、何なんじゃろね？」というセリフは、この作品の根幹を成す重要なテーマです。

現代に問いかける

この作品は、現代社会を反映した要素も多く含んでいます。SNSが普及した情報過多の時代において、私たちは他の人の意見を否定することがあるかもしれません。そんな中で、作品は「見極める力」や「信じること」の重要性を改めて再認識させてくれます。本作の魅力はただのエンターテインメントに留まらず、観客に深い思索を促すものとなっています。

プロデューサーの声

プロデューサー・脚本・演出を務める岡本一馬氏は、「雫の星語りは、人々が持つ『語り継がれた物語』と『知られざる真実』の狭間で葛藤を続ける姿を描いた作品です。神様の存在と我々の存在の意味を共に考えてほしい」とコメントしています。

本作では新曲を4曲追加し、構成も一部再構築されており、前回の観客にも初めて観る方にも新たな体験を提供することを目指しています。