省エネ大賞受賞車
2025-01-30 14:15:27

電動冷凍冷蔵車「エルフEV+TEJ35AM」が省エネ大賞受賞!その魅力とは

電動冷凍冷蔵車「エルフEV+TEJ35AM」が省エネ大賞を受賞



2024年度省エネ大賞の製品・ビジネスモデル部門で、三菱重工サーマルシステムズが「エルフEV+TEJ35AM」で栄えある「資源エネルギー庁長官賞(輸送分野)」を受賞しました。この賞は、環境負荷を低減し、省エネへの取り組みが評価されるものです。表彰式は1月29日に都内で行われ、多くの関係者が集まり、受賞を祝いました。

受賞の背景とその仕組み



「エルフEV+TEJ35AM」は、いすゞ自動車の電動トラック「エルフEV」と三菱重工の電動輸送用冷凍ユニット「TEJ35AM」を組み合わせた製品です。バッテリーの電力を効率よく分け合うことにより、冷凍冷蔵トラックとしての庫内温度を安定させながら、同時にCO2の排出量を大幅に削減することが可能です。この高効率な協調制御が、今回の受賞の大きな要因とされています。

経済的かつ環境に優しい



エルフEV+TEJ35AMは、従来の冷凍冷蔵車と比較し、年間平均エネルギー消費を21.3%、年間CO2排出量を46.1%、エネルギー費用を42.2%削減することができます。これにより、企業は経済的な負担を軽減しつつ、環境保護にも貢献できる理想的な選択肢となっています。

TEJ35AMの革新技術



TEJ35AMは専用のヒートポンプ加温機能を備えており、あらゆる状況下でも冷凍ユニットを稼働させられるため、安定した庫内温度を保つことが可能です。これにより、ドライバーは温度管理の手間を減らし、より安全な輸送を実現します。また、冷却と加温を同時に行えることで、さまざまな温度帯の商品を一緒に輸送することも可能になります。

三菱重工の挑戦



三菱重工サーマルシステムズは過去にも電動式輸送用冷凍ユニット「TE20/30シリーズ」で資源エネルギー庁長官賞を受賞しています。これを受け、さらなる進化を目指す同社は今回の受賞を励みに、次世代のCO2削減と省エネに貢献する技術開発に力を注いでいくことを宣言しています。また、今後も多様な事業分野でのエネルギー効率の向上に取り組み続けます。

終わりに



環境問題への取り組みが強化される中、企業の省エネ策や環境配慮製品が注目されています。三菱重工サーマルシステムズの「エルフEV+TEJ35AM」は、そんな時代の最前線を行く存在です。今後の技術革新によるさらなる発展が期待される「エルフEV+TEJ35AM」に注目が集まります。


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