一建設株式会社、新たな行動計画を策定
一建設株式会社(本社:東京都豊島区、代表取締役:堀口 忠美)は、働き方の多様化に応えるべく、2025年から2030年までの5年間にわたる「一般事業主行動計画」を策定しました。この計画の目的は、特に働く環境を整え、従業員が最大限の能力を発揮できるようにすることです。
背景と目的の重要性
一建設では、企業の持続的成長と社会的責任を果たすために、従業員が安心して働ける環境の整備が不可欠と考えています。具体的には、子供たちの健やかな成長を社会全体でサポートすること、仕事と育児・介護の両立支援を強化することを目指しています。この行動計画は、すべての従業員がライフステージに応じた柔軟な働き方を実現できる環境を整備することを目的としています。
策定された目標と具体策
一建設が掲げた4つの主要目標と、それに対する具体的な対策を以下に紹介します。
目標1:有給休暇取得率を75%以上に向上
- - 対策:毎月の幹部会議で部署ごとの有給取得率を公表し評価を実施します。また、計画年休の取得を義務化し、上司による管理・指導を徹底します。さらに、有給休暇の取得時期や対象日数の拡充も検討しています。
目標2:時間外労働の平均を月18時間未満にする
- - 対策:毎月、残業時間を公開し評価を行います。残業が基準を超えた場合には本人および上長に通知し指導を行います。勤怠管理システムを活用し、適正な労働時間の把握を支援します。
目標3:男性の育児休業取得率を85%以上にする
- - 対策:2025年7月1日から、制度の周知徹底と、取得意向の確認を強化します。未取得者に対してはアンケートを実施し、改善策を検討します。
目標4:フレックスタイム制度等の導入
- - 対策:2025年7月1日から各部署の業務特性を考慮し、制度内容や対象範囲の検討を開始します。運用ルールを明確にすることで、スムーズな導入を促進します。
持続可能な企業文化の醸成を目指す
一建設は、予定されている施策を通じて多様性を尊重する企業文化を育て、持続可能な雇用のモデル企業として成長していくことを目指しています。現代の労働環境に適応し、従業員の働きやすさを追求することで、企業としての社会的な責任を果たします。
会社概要
- - 社名:一建設株式会社
- - 代表取締役:堀口 忠美
- - 本社所在地:〒171-0022 東京都豊島区南池袋2-25-5 藤久ビル東5号館
- - 設立:1967年2月13日
- - 資本金:32億9,850万円
一建設は、分譲住宅やマンション、注文住宅、リフォームなどを手掛けており、詳細は公式サイトで確認できます。公式サイト:
一建設公式
このように、働き方改革を通じたアプローチが企業の成長とCSRの実現に寄与することが期待されます。