宇宙業界の新星
2025-02-10 09:51:54

宇宙業界の新たな幕開け、NASA出身の専門家が総責任者に就任!

宇宙業界の新たな幕開け、NASA出身の専門家が総責任者に就任!



東京都中央区を拠点にする宇宙企業、将来宇宙輸送システム株式会社(ISC)が大きな進展を遂げています。彼らは「毎日、人や貨物が届けられる世界」を実現するというビジョンのもと、再使用型ロケット開発に取り組んでいます。

この度、ISCの米国法人であるシリウス テクノロジーズがFrederic B. Moreno氏を打上げ総責任者に任命したことを発表しました。Moreno氏はNASAのジョンソン宇宙センターやBlue Originでの貴重な経験を持ち、宇宙探査の分野で確固たる実績を重ねてきた専門家です。彼は、ASCAシリーズという再使用ロケットの米国における打上げ試験の成功を担っていくことになります。

Moreno氏は自身の役割に対し、「ISCが再使用型ロケットを開発する重要な時期に参加できることを嬉しく思います。日本の製造技術とアメリカの最先端の試験インフラを融合させることで、宇宙へのアクセスを改革し、毎日人や貨物を宇宙に届ける未来を築く手助けをしたい」とコメントしています。

シリウス テクノロジーズのCEOである嶋田敬一郎氏もコメントを寄せ、「Moreno氏は高リスクな環境での豊富な経験があり、この役職には最適です。彼のリーダーシップは、急速に進化する宇宙探査の世界でのイノベーションや業務の最適化、新たな安全基準の設定において非常に貴重です。2040年までに宇宙をすべての人が利用できる世界を実現するために、彼の指導が不可欠です」と述べました。

また、シリウス テクノロジーズは、2024年から米国コロラド州にあるUrsa Major社との協業を開始し、再使用ロケットの開発を加速させます。同社からは推進エンジンを調達し、2025年末には早くも打上げ試験を計画しているとのこと。これに伴い、Moreno氏の統括的なリーダーシップが重要な役割を果たすことが期待されています。

シリウス テクノロジーズとは


シリウス テクノロジーズは、2024年3月に設立されたISCの米国技術開発部門で、再使用型ロケット「ASCA」シリーズの開発、統合、試験を行っています。また、宇宙産業における日本とアメリカの協力の重要性を広めています。

おわりに


この新たな人事は、ISCにとって宇宙事業に関わる全ての関係者に大きな希望を与えるものです。Moreno氏がもたらす豊富な経験と知見が、宇宙輸送システムの実現につながり、夢の「宇宙旅行」がより身近なものとなる未来を描いていくことが期待されています。これからも目が離せない展開が続くでしょう。


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