京都の魅力をデジタルマップで発見！「京都暮らしローカルマップ」始動

京都の魅力をデジタルマップで発見！

京都市では新たに、「京都暮らしローカルマップ」がスタートしました。このプロジェクトは、株式会社iHistoryが京都市委託で行っており、定住・移住を考える人々に対して、より実際に即した「暮らすまち」としての京都の魅力を伝えることを目的としています。

このデジタルマップは、特に移住検討者をターゲットにしており、実際の地域住民からの情報を集めて、地域の生活圏やお気に入りスポットを明確に示しています。移住を検討している方にとって、特にその地域での実生活を具体的に想像できる情報は非常に貴重です。

実際の地域住民の声を反映

「京都暮らしローカルマップ」は、地域に住んでいる方々へのインタビューを通じて作られています。これにより、ただの観光情報とは異なり、生活の中での日常の知恵やおすすめスポット、制度や施設情報が詰め込まれています。ユーザーは、地域の住人が実際に利用している施設や景色の美しい散歩道、そして地元住民ならではの視点を持った情報を地図上で手に取るように体感できます。
例えば、京都市北区の新大宮商店街周辺、京都市中京区の二条駅エリア、そして京都市山科区の小野駅周辺といったゾーンごとに、地元の方から得た生活圏の詳細が反映されています。

地元の魅力を知るためのサポート

「京都暮らしローカルマップ」の魅力は何と言っても、地域住民の生の声に基づいていることです。観光名所や多くの人が集まる話題のスポットではなく、普段の生活に役立つ情報が多く盛り込まれているため、地元ならではのおすすめの穴場スポットも見つけることができます。これにより、ただの観光地を楽しむだけでなく、住民のように生活を営むことを意識した情報の提供が実現されています。

京都市の移住・定住を後押し

これまで、京都市は単に観光地としての魅力を前面に出していることが多かったかもしれません。しかし、移住を検討する人々にとっては、定住ができる環境や生活の質は非常に重要な要素です。そこで京都市は、移住促進のための団体「京都市定住・移住応援団」を設立し、多くの企業や団体が協力しています。これにより、実際に住むことができる地域の魅力を知る為の様々な情報やサービスが整備されています。
この背景には、「KYOTO CITY OPEN LABO」という、公民連携のプラットフォームがあり、行政と民間が連携することで、地域の新たな魅力を創出する取り組みが進められています。

使いやすい「PointMap+」

このプロジェクトで導入された『PointMap+』は、デザイン性の高いデジタルマップを誰でも簡単に作成できるサービスです。ユーザーは選んだ地図デザインに、自分の好きな情報を写真付きで追加することができ、オリジナルの地図が簡単に作れるため、多岐にわたる利用が期待されています。また、サクッと使えると評判で、今後の展開も楽しみです。

「京都暮らしローカルマップ」を利用することで、移住を検討している方はもちろん、京都を新しく探険したいと考えている方々にとっても大変有益なリソースとなることでしょう。