フォースタートアップスとストライク、スタートアップM&A支援体制を構築

スタートアップの成長を支える新たなM&A支援

1. 概要

フォースタートアップス株式会社（東京都港区、CEO：志水雄一郎）は、スタートアップ向けM&A支援を新たに展開することを発表しました。この支援は、株式会社ストライク（東京都千代田区、CEO：荒井邦彦）との提携を通じて実現します。スタートアップ業界を取り巻く環境が変化する中、その成長を促す重要な施策となることが期待されています。

2. 提携の背景と取り組み

本提携は、2024年2月におけるストライクの資本参画と、同年4月の資本業務提携の深化を経て実現しました。スタートアップの市場が急成長を遂げる中、M&Aが重要な選択肢として注目されています。この動きには、東京証券取引所グロース市場の上場維持基準の見直しなども影響しています。

フォースタートアップスは、ヒューマンキャピタル事業やデータベース「STARTUP DB」の運営を通じて、スタートアップエコシステムにおけるネットワークを構築してきました。ストライクは、中堅・中小企業向けのM&A仲介で実績を持つ、信頼性の高い業者です。この両社の協力により、スタートアップに特化した新しい支援の枠組みが整います。

3. スタートアップM&A支援の内容

具体的な支援内容は次のとおりです。フォースタートアップスは、スタートアップ企業、ベンチャーキャピタル、起業家とのネットワークを最大限活かし、M&A候補となる企業のリストアップや情報提供を行います。一方、ストライクは、M&A仲介として、マッチングから条件設計、最終成約までを支援します。

この共働きにより、スタートアップにおけるダイナミズムを反映した成長戦略が進むことでしょう。スタートアップ企業にとって、M&AはEXITの最終段階ではなく、次なる挑戦のステップとして捉えられています。これにより、起業家や投資家が柔軟に戦略を描ける環境が整うでしょう。

4. 代表者のコメント

フォースタートアップスの代表、志水社長は、「スタートアップにとってEXITは新たな挑戦の始まりであり、M&Aがより当たり前の選択肢になれば、エコシステムの発展に寄与するはず」と言います。

ストライクの荒井社長も、「両社の知見を融合させ、より多面的な支援体制を構築することでスタートアップの成長を促進していく」とコメントしています。この連携は、持続可能なビジネスモデルの育成を目指すものです。