バカラ・アールデコ
2025-08-25 13:37:36

バカラとアールデコの特別展示が東京丸の内で開催決定

特別展示「バカラとアールデコ」東京で開催



2025年8月29日から10月22日まで、東京丸の内のバカラショップにて、特別展示「バカラとアールデコ ~1925年 パリ アール・デコ博覧会から100年~」が行われます。この展示では、バカラ ミュージアムが所蔵する貴重な7点の作品が一堂に集まり、特に1925年のアールデコ博覧会に焦点を当てて、バカラのデザインの真髄を徹底紹介します。

1925年は、パリで開催された「現代装飾・産業美術国際博覧会」において、アール・デコ様式の確立を促進した年でもあります。この博覧会では、バカラのアーティスティック・ディレクターであったジョルジュ・シュヴァリエがデザインした「噴水」をテーマにしたパヴィリオンが登場し、当時の来場者を驚かせました。特に目を引いたのは、クリスタルの水のような輝きを放つ壮麗なシャンデリアであり、これがアール・デコ時代の美意識を体現していました。

最初の展示作品として取り上げられるのは、シャンデリア「ジェドー」です。これは、7020個のクリスタルピースから構成される壮大な作品で、実際の博覧会で展示されたものの縮小版です。高さ1.4メートルのこのシャンデリアは、アール・デコ初期の重要な作品のひとつとして位置づけられています。

また、バカラの作品群には、花瓶「ポピー」や「no. 36 bis」、ボウル「スクウェア」、グラスセット「スクウェア」など、アール・デコを体現する多様な形状と色彩のある作品が含まれています。これらの作品は、幾何学的なデザインや洗練されたフォルムに加え、フランスの文化やデザインの進化を反映したものでもあります。

展示の目玉となる「ポピー」花瓶は、ジョルジュ・デュネイムによりデザインされ、花の生命を表現した作品です。丸みを帯びたフォルムや様式化された花の装飾が特徴で、アール・デコ様式の魅力を存分に引き出しています。

「スクウェア」ボウルや「スクウェア」グラスセットは、1937年のパリ国際博覧会で見られたもので、新しい技術とデザインアプローチを探求した結果、斬新な形状で製作されました。特に、「スクウェア」シリーズは、当時のヨットブームを意識し、安定性を兼ね備えたデザインが特徴です。

バカラのデザインは、アール・デコ様式と深く結びついており、バカラ自身もこの時代におけるアートと技術の融合の象徴とされています。1871年に設立されたバカラは、国際的な美術展で数々の賞を受け、長い歴史の中で多くの人々に支持されてきました。特に、アール・デコの影響を受けたデザインは、現代においても高い人気を誇ります。

この特別展示は、バカラの美しさを再認識する貴重な機会です。展示を通じて、アール・デコの持つ時代を超えた魅力を感じながら、バカラのクリスタルの世界に浸ってみてはいかがでしょうか。美術と工芸の新たな出会いを体験できるこの機会をお見逃しなく、ぜひ足を運んでみてください。

会場や展示作品の詳細は、公式ウェブサイトやバカラショップにて確認できます。

展示概要


  • - 展示名:バカラとアールデコ
  • - 会期:2025年8月29日(金)~10月22日(水)
  • - 会場:バカラショップ 丸の内(千代田区丸の内2-5-1 丸の内二丁目ビル 1F)
  • - 営業時間:11:00-20:00(不定休)
  • - お問い合わせ:03-5223-8868

バカラの光り輝くクリスタルの世界への旅をお楽しみください!


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