能登半島の伝統を支える新商品が登場
2025年12月18日から、食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社が「能登・金沢のおいしいもの特集」を開催します。これは、能登半島地震の発生から約2年が経過し、復興に向けた取り組みを続ける生産者たちを応援する企画です。
能登半島地震からの2年
能登半島地震が発生してから、さまざまな支援が続いていますが、地域の経済やコミュニティの復興には多くの課題が残されています。企業や団体による物資、資金の提供、雇用支援は行われていますが、特に支援が届きにくい層へのきめ細かな対応が求められています。
Oisixは「食べて応援」というコンセプトのもと、能登支援寄付つき商品を計画し、昨年7月の特集では、想定を上回る売上を達成しました。これにより、現地の味や復興を支える新たな形が生まれました。
新商品「いしる」と「よしる」を使った料理
能登の家庭料理を形作ってきた伝統調味料である「いしる(いしり)」と「よしる」は、地元の人々から長年愛されてきました。
これらの醤油は、イカやイワシを原料とし、何年もかけた発酵・熟成によって生まれます。震災による影響で多くの貯蔵槽が倒壊しましたが、その中から救出された原料を使って、復興の第一歩として「よしる」の仕込みが再開されました。
新しい商品ラインナップ
「能登・金沢のおいしいもの特集」では、多彩な料理に使えるオリジナル商品が多数ラインアップされます。以下に、一部の新商品をご紹介します。
いしる香るジューシー肉まん
いかと豚肉の旨みが調和した肉まんです。 国内産の豚肉を使い、濃厚な味わいを楽しめます。
海鮮いしり鍋セット
いしるを使用した鍋セットで、家庭で能登の味覚を堪能できます。
能登小木港のいかみそそぼろ
いかのミンチを味噌と「いしる」で仕上げたごはんのお供です。
へぐら屋 あじいしる干し
発酵調味料「いしる」を使ったフィッシュスナックです。
継続的な支援の形
Oisixは、販売する商品の1点ごとに50円の寄付を行い、その寄付金を通じて能登の食文化を支える「のとのもん」プロジェクトに役立てています。このように、簡単に支援に参加できる仕組みが整っており、消費者も普段のお買い物を通じて寄与することができます。
今後も能登の生産者を応援する取り組みが進んでいくことでしょう。ぜひ、この機会に新商品を楽しみながら、復興支援に協力してみてはいかがでしょうか。
予約販売
2025年12月18日(木)10:00から2026年1月1日(木)10:00まで予約受付中です。詳細は
こちら。