AMS企画が資金調達
2025-06-30 16:52:53

AMS企画、プレシリーズAラウンドで1.9億円の資金調達を成功

AMS企画、プレシリーズAラウンドでの成功



東京都港区に本社を置くAMS企画株式会社が、プレシリーズAラウンドにおいて1.9億円の資金調達を成功させました。この資金調達には、既存投資家である株式会社みらい創造インベストメンツに加え、株式会社ビジョンインキュベイトなどが参加しています。これにより、同社の累計調達額は約3億円に達しました。

資金調達の背景



AMS企画は、急成長中の核医学分野において重要な役割を果たしています。特に、同社は「Nuclear Reimagined for Advanced Cures」を理念に掲げ、診断と治療を融合した革新的なセラノスティクス技術の社会実装を進めています。今回調達した資金は、68Ga-PSMA-11などの放射性医薬品の開発をはじめ、RI排水処理装置の製品化や、医療機関への導入支援、さらにエンジニアや薬事、事業開発人材の採用強化に使用される予定です。

AMS企画の取り組みとは



設立は2019年で、北海道大学発のスタートアップとしての歴史があるAMS企画。現在は、セラノスティクス事業やエンジニアリングソリューション事業を展開し、様々な医療機関との提携を進めています。特に68Ga-PSMA-11を用いた前立腺がんの診断薬や、RI排水処理装置の開発に注力しており、これにより放射性廃棄物管理の効率化や安全性向上に貢献しています。さらに、新規治療薬の国際試験プロジェクトも計画中です。

支援を受けることの意義



AMSの代表取締役である菅原雄一郎氏は、今回の資金調達を機に、日本の核医学分野でのイノベーションを加速させると強調しています。厳しい規制が存在する日本の医療環境において、同社は逆境をチャンスと捉え、国際的な展開を視野に入れています。さらに、東京電力グループとの共同開発による核種吸着システム「BSL-177」が、その象徴となります。これにより、国内外での新たな革新が促進されることが期待されています。

投資家からの期待



プロジェクトに参加したみらい創造インベストメンツおよびビジョンインキュベイトの代表者は、AMS企画が持つビジネスモデルや技術に強い期待を寄せています。特に、両社が核医学分野において重要な役割を果たすことを確信しており、今後の成長が楽しみです。

今後の展望として、AMS企画は独自の技術を最大限に活用し、より多くの患者に革新的な医療を提供することを目指しています。日本の核医学の未来を牽引する存在として、同社の活動から目が離せません。


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