ウエルシア薬局株式会社は、移動販売車「うえたん号」を埼玉県飯能市、静岡県富士宮市、東京都町田市の3つの自治体で運行することを発表しました。この新たな試みは、高齢者の買い物支援と地域におけるコミュニティの形成を目的としています。2024年12月6日から飯能市を皮切りに、続いて富士宮市で12月16日、町田市で12月23日から販売を開始する予定です。
ウエルシア薬局は、"だれひとり取り残さないまち"を実現するため、2021年11月に掲げた「サステナビリティ基本方針」に基づき行動しています。今までに静岡県島田市で運行開始した「うえたん号」の導入を受け、これで全国29の自治体で合計31台が稼働することになります。これにより、より多くの人々に安心・安全なサービスを提供し、日本全体の健康促進を目指します。
また、特筆すべきは「ウエルカフェ」という地域協働コミュニティスペースの存在です。これはウエルシア薬局内に設置されており、地域のさまざまな課題解決を図るための場として利用されています。ウエルカフェでは、健康増進、福祉活動、文化活動などが行われており、地域住民が自由に参加できる環境を整えています。このような取り組みを通じて、地域共生型の連携を強化し、「うえたん号」もその一環として活動するのです。
「うえたん号」では、食品や生活日用品に加えて、化粧品や第一類医薬品を取り扱っています。これにより、高齢者の方々にも便利なショッピングの機会を提供します。また、車両には大型モニターが搭載されており、薬剤師や管理栄養士とのオンライン健康相談も受けることができます。キャッシュレス決済への対応や公共料金の収納代行サービスも実施し、地域住民の利便性を高める工夫がなされています。
ウエルシアグループは、2030年に向けて「地域No.1の健康ステーション」を目指しています。地域の人々が健康で豊かな生活を送れるよう、今後も様々な取り組みを進めてまいります。これにより、地域住民同士の支え合い活動やコミュニティの創出にも寄与することが期待されます。
ウエルシア薬局について
ウエルシア薬局は、調剤併設型ドラッグストアチェーンを運営し、39都道府県に約2,200店舗を展開しています。企業理念として「お客様の豊かな社会生活と健康な暮らしを提供します」を掲げており、調剤、カウンセリング、深夜営業、介護の4つのビジネスモデルを基盤にしています。最新情報はウエルシア薬局の公式ウェブサイトをご覧ください。
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