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「いしかわの酒 試飲＆商談会」開催のお知らせ

2025年6月3日（火）、東京都千代田区の東京交通会館にて、震災からの復興を目指す石川県の酒蔵が一堂に会する「いしかわの酒 試飲＆商談会」が開催されます。この商談会は、石川県酒造組合連合会加盟の16蔵が参加し、特に能登地域の蔵元が注目されます。

震災後の酒造りの現状

令和6年に発生した能登半島地震は、区域内の多くの酒蔵に大きな影響を及ぼしました。特に奥能登に位置する11の酒蔵は、全壊といった深刻な被害を受け、依然として自社の蔵での酒造りが困難な状況が続いています。震災から1年半が経過した今も、復旧には異常な努力が必要です。石川県酒造組合連合会は、発生直後から様々な支援策を講じてきました。

共同醸造の取り組み

震災直後、加賀地区の酒蔵も能登の蔵へ支援に赴き、タンクに残っていた醪や酒米の救出を行い、その後の共同醸造へと繋がっていきました。このような相互支援の取り組みにより、石川県の酒蔵同士の絆が強まり、従来の関係を超えて新たな酒造りが実現しています。

試飲＆商談会の内容

「いしかわの酒 試飲＆商談会」では、加盟する16蔵が自慢の日本酒を紹介し、特に能登の酒蔵と加賀・金沢の蔵元による共同醸造酒も展示されます。また、震災当時の状況を伝えるパネル展示もあり、参加者はその苦労を直接知ることができます。

この商談会は、卸業者や流通業者、飲食店及びメディア関係者に向けたもので、一般の方は入場できませんが、業界関係者の皆様に対して感謝の気持ちを伝え、さらに石川県の酒の魅力を知っていただく場となります。

イベントの詳細

• - 日程: 2025年6月3日（火）13:00～17:00（最終入場16:00）
• - 場所: 東京交通会館12階カトレアサロンB
• - 参加酒蔵: 能登初桜や金瓢白駒、天狗舞など、石川県の名酒を誇る酒蔵が出展
• - 参加対象: 卸業、流通業、料飲店、メディアなど業界関係者
• - 入場料: 無料（事前申込制）

お申し込みは、以下のリンクより必要事項を記入の上ご応募ください。
お申し込みフォーム

復興に向けた取り組み

「つなぐ石川の酒」という復興応援酒が存在します。この酒は、売上金の一部が石川県と被災した蔵元へ寄付されており、県民の思いが込められた重要な意味を持ちます。このような取り組みが地域のつながりを強め、皆で助け合いながら復興を進めていく姿は、ぜひ多くの人に知ってもらいたいものです。

連絡先

本イベントに関するお問い合わせは、石川県酒造組合連合会までお願いします。代表電話番号は076-251-2115、メールはinfo.desk@sakemarche.comです。本イベントにご興味のある方は、ぜひ申し込んで、石川の酒文化を体感してください。

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