ユーフォリアが「らくらく連絡網+」を譲受
2026年1月1日、スポーツテック企業の株式会社ユーフォリア(以下、ユーフォリア)は、株式会社イオレ(以下、イオレ)のコミュニケーションサービス「らくらく連絡網+」を譲り受ける事業譲渡契約を締結しました。この譲受により、ユーフォリアは既存のサービスラインナップを強化し、スポーツの現場でのデジタル化を進めることを目指します。
ユーフォリアの理念と背景
ユーフォリアは、「人とスポーツの出合いを幸福にする。」とのミッションを掲げ、スポーツ関連のITソリューションの提供に取り組んできました。特に、プロフェッショナルアスリート向けのデータマネジメントシステム「ONE TAP SPORTS」を導入し、競技力向上をサポートしています。また、地域や学校のスポーツ活動を支援するために運営管理アプリ「Sgrum」を開発し、チームの連絡やイベント管理を効率化しています。
一方、「らくらく連絡網」は、20年以上の歴史を持ち、多くのスポーツ団体や地域コミュニティに利用されてきました。2024年からは「らくらく連絡網+」として新たに生まれ変わり、更なる拡充が期待されています。この度の譲受によって、ユーフォリアは既存のお客様との関係を引き継ぐとともに、自社の既存サービスを融合させ、さらなる価値を提供することを狙っています。
事業譲受の目的
ユーフォリアは「らくらく連絡網+」の持つ強固な顧客基盤を活用し、地域スポーツ活動のデジタル化を進めることで、より多くの人々がスポーツにアクセスしやすくなることを目指しています。「らくらく連絡網+」は、全国のスポーツチームや学校、サークルなど、約70万人以上が利用するグループコミュニケーションサービスです。このサービスは、「一斉連絡」「日程調整」「出欠確認」など、団体活動に必要な機能を簡単に行えるよう設計されています。
ユーフォリアとイオレの背景
ユーフォリアは、スポーツデータマネジメントを専門とし、選手のパフォーマンス向上や怪我防止に寄与するIT技術を駆使しています。また、一般企業向けのビジネス課題解決にも取り組んでおり、その経験を活かして「らくらく連絡網+」をより一層活かしたサービスへと導くことが期待されます。
イオレは2001年に設立され、PCやスマートフォン向けの様々なサービスを提供してきました。この事業譲受後も、それぞれの企業が持つノウハウを融合し、さらなるサービス向上を図っていく計画です。
今後の展望
この譲受により、ユーフォリアは今後、スポーツクラブや学校のコミュニケーションをより円滑にし、利用者からのフィードバックをもとにサービスの改善を続けていくことを約束しています。デジタル化が進む現代において、多くのユーザーがスポーツに関わり、楽しむ機会を創出することは、健康促進や地域活性化にも繋がるでしょう。
「らくらく連絡網+」は、今後も進化を続け、すべての人々に利便性の高いコミュニケーションツールとしての役割を果たしていくことを期待しています。ユーフォリアの新しい一歩に、是非ご注目ください。