SXSW 2025で音楽の祭典
2025-03-14 15:40:35

SXSW 2025で日本音楽が光り輝く、豪華アーティストが集結した妄想の夜

SXSW 2025での日本音楽の盛り上がり



2025年3月11日、テキサス州オースティンで行われた世界的な音楽フェスティバル『SXSW 2025』に、日本の音楽シーンが堂々と乗り込んだ。この年の注目は、一般社団法人カルチャー アンド エンタテインメント産業振興会(CEIPA)による『TOKYO CALLING』と『INSPIRED BY TOKYO』の公式ショーケースである。TOYOTA GROUPが支援するこのプロジェクトは、日本音楽のグローバル化と持続的な成長を目指すものだ。

イベントは、オースティンのモホークで開催され、満員の観客が集まった。主に、日本やアジアの次世代アーティストたちによって構成された『INSPIRED BY TOKYO』の屋内ステージでは、若手アーティストたちがその才能を存分に発揮。トップを飾るのは、シンガー北村蕗だ。彼女の初海外公演ということもあり、独特の緊張感を持ちながらも、アンビエントな音楽とともにしっとりとした歌声で会場を魅了した。

続いて登場したR&BシンガーのVivaOlaは、オルタナティブなR&Bのサウンドと独自のトークで魅力を振りまいた。「時差ボケで声が低いけど、もう準備はできてる!」と、観客との距離感を縮める軽妙なMCが印象的だった。また、京都出身のシンガーソングライターluvisは、未発表曲「gimme!(jugem)」で観客の声をその場でサンプリングし、春の訪れを告げる爽やかなパフォーマンスを披露。

ユニットのXAMIYAも、ドリーミーでエレクトロな楽曲を駆使し、KAWAII文化を象徴するドレスで観客を沸かせた。「Let's get crazy!」の掛け声とともに、会場のテンションを一気に上げていった。

屋外ステージでは、日本が誇るバンド『打首獄門同好会』が圧倒的な存在感を示す。彼らの楽曲「筋肉マイフレンド」の重低音は会場を揺らし、「猫の惑星」に込められたユーモア溢れる世界観でも観客を楽しませた。その後には、眉村ちあきが東京をテーマにした7曲を力強く披露し、観客からは大きな声援が飛び交った。

オルタナティブロックバンドのEnfantsも登場し、観客の心を掴む堂々たるパフォーマンスを行った。

フィナーレを飾るのは、ガールズバンド『東京初期衝動』。彼女たちはギターボーカルのしーなちゃんが「Japanese famous」のフレーズを力強く叫び、すぐにフロアへ飛び込むという大胆なパフォーマンスを繰り広げた。彼女たちの青春とエネルギーを感じることができるのがこのバンドの最大の魅力だ。

SXSWの音楽部門責任者、ジェームズ・マイナー氏も、「日本の音楽シーンは豊かで多様性にあふれており、アメリカのオーディエンスもその違いを年々理解し、自信を持つようになっています」と語った。『TOKYO CALLING』と『INSPIRED BY TOKYO』がどのように日本の音楽の多様性を世界へと広げているかを実感できる素晴らしいイベントだった。国際的な注目を集める日本のアーティストたちが集まったこのショーケースは、次世代アーティストたちの成長を後押しする重要な舞台となったことは間違いない。

このショーケースが毎年SXSWで行われることで、海外のオーディエンスが日本の音楽に触れる入り口となり、日本音楽のファンが徐々に広がっているのである。これからも、日本の音楽シーンの成長と発展を見守っていきたい。

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イベント情報

  • - タイトル: TOKYO CALLING × INSPIRED BY TOKYO showcase supported by MUSIC WAY PROJECT
  • - 日付: 2025年3月11日
  • - 場所: アメリカ テキサス州オースティン Mohawk
  • - スタート: 21:00(オースティン現地時間)
  • - 出演アーティスト: 打首獄門同好会, Enfants, 眉村ちあき, 東京初期衝動, 北村蕗, XAMIYA, VivaOla, luvis

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本ショーケースやMUSIC WAY PROJECTの詳細は、各公式サイトを参照してください。

TOKYO CALLING × INSPIRED BY TOKYO showcase HP
SXSW公式サイト
CEIPA×TOYOTA GROUP 'MUSIC WAY PROJECT'について


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