Wi-FiでRS-232C接続
2025-12-04 16:52:55

Wi-Fi接続型RS-232Cアダプター「RS-WF62」が登場!通信の新常識

Wi-Fi接続型RS-232Cアダプター「RS-WF62」が発表



ラトックシステム株式会社が2025年12月下旬から新商品、Wi-Fi RS-232C変換アダプター「RS-WF62」を出荷開始することが発表されました。本製品は、RS-232C接続のシリアル機器にWi-Fi通信の機能を加えることで、多様なデバイスとの接続を可能にします。これにより、業務の生産性向上が期待されます。

RS-WF62の特長



この新しいアダプターは、以前のモデル「REX-WF60」の機能を受け継ぎながらも、数々の改良が施されています。以下では、その主な特長を紹介します。

1. データビットの対応範囲の拡大


本製品は7ビットデータの送受信にも対応しており、旧式のシリアル機器との互換性が向上しました。これにより、過去の機器でも気軽に接続できるのが大きな強みです。

2. 高いWi-Fiセキュリティ


アクセスポイントモードを使用する際、従来品にはなかったWi-Fiのセキュリティ強化機能が加えられました。WPA、WPA2、WPA3など、最新のセキュリティ規格に対応しているため、安心して使用することができます。

3. LEDの視認性が向上


本製品ではLEDライトが本体のコネクタ反対側に配置されているため、どの方向にアダプターを挿入してもデータ送受信の状態が一目で確認できます。この配慮は、現場での利便性が向上します。

4. 電源入力の幅が広がった


従来の5V入力から、5〜12V対応の範囲に拡張されました。これにより、様々な機器に対応可能となり、電源選びの幅が広がります。

さらなる技術的進化


今後、ラトックシステムはさらに現場のニーズに応える製品を開発・供給していく方針です。RS-WF62はWindowsなど様々な環境での使用が可能で、例えば、Windows用のCOMポートデバイスとしても機能します。また、iOSやAndroid向けのアプリも提供されており、スマホから簡単に設定や操作が行えます。

対応機器と適用例


このアダプターは、バックアップ電源、磁気カードリーダー、シリアルプリンター、電子天秤など、RS-232Cポートを搭載した様々な機器に対応していますが、一部の公衆回線モデムなどには不使用ですのでご注意ください。

ラトックシステム株式会社について


1983年創立のラトックシステムは、大阪市に本社を構え、各種ハードウェアやファームウェアの開発を手がけています。RS-232Cに限らず、BluetoothやWi-SUNなど多彩なインターフェースを提供しており、高い技術力を誇る企業です。

製品情報の確認


本製品の詳細情報やご購入については、公式ウェブサイトをご覧ください。
今後も新しい技術とアイディアをお届けするラトックシステムに注目です。


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