横浜DeNAベイスターズOB参加の清掃イベントで地域貢献

横浜DeNAベイスターズOB参加の清掃イベント

2025年9月21日、横浜スタジアム周辺で「JERA セ・リーグ CHALLENGE シティクリーンプロジェクト」が開催され、横浜DeNAベイスターズのOBである川村丈夫さんと荒波翔さんが参加しました。これは、地域の環境を守るための清掃活動であり、ファンや地域の皆さんと共に行われました。

清掃活動の狙い

このプロジェクトは、環境意識を高め、持続可能な未来を目指すために、JERAと横浜DeNAベイスターズが共に行うもので、地元の子どもたちやファンが一緒に参加することで、友情や絆を深めることも目的としています。

緊張感のある開会式

開会式では、川村さんと荒波さんが登壇し、参加者からの大きな拍手で迎えられました。川村さんは「拾ったゴミの分だけ今日のベイスターズの得点になる」と語り、参加者の士気を高めました。荒波さんも「きれいな横浜で相手を迎え入れましょう」と意気込みを示し、ファンとのコミュニケーションの大切さを強調しました。そして、球団マスコットたちも登場し、会場の雰囲気を一層盛り上げました。

参加者との交流

清掃活動は開会式の後、いよいよスタート。全員がグループに分かれ、公園のゴミを丁寧に拾い集めました。この活動中、川村さんは子どもたちと一緒に楽しむことを忘れず、ゴミの大きさに応じてポイントをつけるなど、楽しさを加えました。「それは10ポイントだね！」と言いながら、子どもたちと笑顔で交流していました。
荒波さんも、子どもたちに水分補給を促しながら細かいゴミまで意識して拾う姿が印象的でした。子どもたちの中には「今日が誕生日」と話す子もいて、荒波さんが心温まる言葉をかける場面もありました。このような瞬間が参加者全員にとって特別な思い出となったに違いありません。

環境意識の向上

今回の活動を通じて、集まったゴミはなんと9袋にも及びました。ハンガーや靴など、予想以上の多様なゴミが見つかりました。参加者からは、今後の環境問題を考えるきっかけになったとの声が多く寄せられ、子どもたちも貴重な経験を得ることができました。

清掃活動の振り返り

清掃活動の閉会式では、川村さんと荒波さんが再び参加者の前に立ち、感謝の気持ちとゴミ拾いの重要性を語りました。川村さんは「いい野球はいい私生活から。一度の活動だけではなく、ゴミを見つけたら拾う習慣を身につけてください」と参加者に呼びかけました。荒波さんも「きれいに見えた街でも予想以上にゴミが多かった。今日の経験がみんなの意識につながればいい」と話し、その活動の意義が周知されました。

このように、ただ清掃を行うだけではなく、地域との結びつきや環境問題についての意識を高める良い機会となった本プロジェクト。今後も地域に根差した活動が続いていくことを期待します。