地域の宝が新たな歴史を歩む
2023年4月12日、福岡県うきは市に新しい観光名所、
UKIHA RIVERCAMPがグランドオープンしました。このキャンプ場は、かつて地元の子供たちが通っていた
旧姫治小学校をリノベーションして作られたもので、地域の歴史と未来をつなぐ貴重な存在です。この取り組みは、地域の活性化を目指す株式会社VILLAGE INCと株式会社タカラレーベンの共同プロジェクトとして実現しました。
グランドオープンイベントの模様
オープン初日、
うきは市の権藤市長が出席し、同市の重要なコミュニティスペースとしての意義を語りました。権藤市長は、「旧姫治小学校が地域のシンボルとして復活したことを嬉しく思う」と述べ、キャンプ場が地域活性化の一助となることを期待しました。また、プロジェクトに関わった他の関係者も、地域貢献の重要性を強調しました。
オープン記念として行われたセレモニーでは、通常のテープカットではなく、特別な
ペグ打ちが行われ、参加者からの拍手とともに新たなスタートが切られました。
宿泊体験と多彩なアクティビティ
グランドオープン当日、15組40名のお客様が宿泊し、地域特産品を使った美味しい昼食を楽しむなど、特別な体験が用意されていました。午後には、バレルサウナでのリフレッシュや、学校のプールを使用した整い体験、さらにBBQやキャンプファイヤーでの楽しいひとときが展開され、参加した方々は春のうきはを満喫しました。これらの活動によって、宿泊客はただのキャンプ体験を超えた、地域の文化や自然との深い結びつきを感じることができました。
地域活性化に向けた取り組み
UKIHA RIVERCAMPは、ただのキャンプ場ではなく、地域活性化のための新しいランドマークです。運営元のVILLAGE INCは、このプロジェクトを通じて、遊休不動産活用や地域雇用の創出を目指しています。また、施設は非常時に避難所としても利用できるため、地域の防災対策にも貢献します。
グランドオープンに併せて、
「サステナブルな環境をデザインする」ことを目的とした「MIRAI for EARTH」プロジェクトにも賛同し、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを進めています。これは地域の未来を考えた活動であり、うきは市のみならず、全国的な成功モデルとしての役割も期待されています。
施設の詳細
UKIHA RIVERCAMPは、敷地面積が約9,567㎡あり、20サイトを完備。センターハウスやバレルサウナ、ファイヤーピットなど、充実した施設が整っています。交通アクセスも良好で、最寄りの
JR久大本線「うきは」駅から車でわずか14分、さらに 福岡市からのアクセスも便利です。
このキャンプ場は、環境への配慮を基盤に、地域の魅力を存分に引き出した新たな宿泊先として、今後の展開が大いに期待されています。公式ウェブサイトやSNSでの情報発信もお見逃しなく!