双日がブラジルでジャガー・ランドローバーの正規ディーラー事業を開始
双日株式会社はこのたび、ブラジルでのジャガー・ランドローバー(JLR)ブランドの正規ディーラー事業を拡大し、Premier Veiculos S.A.の全株式を取得しました。この動きはブラジル市場における自動車事業の強化を目的としており、同社は関連事業を通じて基盤を広げる計画です。
ブラジル市場の潜在性
ブラジルは中南米最大の経済規模を誇り、今後の人口増加が期待されています。特に、経済成長に伴い富裕層が増える中で、プレミアムブランドの車市場が今後5年間で約20%拡大する見込みです。ドライバーにとって魅力的なブランドとしてのJLRは、この成長を取り込みやすい立地にあります。
Premier Veiculos S.A.について
Premierは2005年に設立され、JLRブランドの正規ディーラーとして新車・中古車販売からアフターサービスまで一貫したサービスを提供しています。現在、サンタカタリーナ州とリオ・グランデ・ド・スル州に5店舗を運営しており、これらの地域におけるJLRの市場占有率は約10%。特に、両州には富裕層が多く、強固な顧客基盤を築いています。
双日の戦略
双日は2015年からBMW/MINIディーラー事業を、2017年にはAudiのディーラー事業にも参画し、これまでの市場の成長を支えてきました。JLRの正規ディーラー事業への参加により、安定した成長が見込まれる視点で、更なる事業拡大に挑戦します。これにより、自社の卸売、販売金融、サービスなど自動車関連の事業の多様性も増していきます。
まとめ
双日のJLR事業進出は、ブラジルにおけるプレミアムブランド車市場のポテンシャルを最大限に活かす動きであると言えるでしょう。既存のディーラー事業を通じて築かれた信頼関係を基に、今後のさらなる成長を見込むことができます。Premierの成功を手がかりに、双日は中南米全体にわたって自動車関連ビジネスの強化に乗り出すでしょう。また、地域経済への貢献も期待される中で、プレミアムブランドでの立ち位置を一層クローズアップしていくことでしょう。