特別な傘を自分だけのデザインで仕立てるイベントが浅草で開催
老舗洋傘メーカー、前原光榮商店が主催する『プレミアムカスタムオーダーフェア』が、直営店の浅草三筋町店にて2026年1月12日(月・祝)から1月31日(土)まで開催されます。1948年に創業したトンボ洋傘前原光榮商店は、今年で78周年を迎え、長年にわたって伝統と技術を受け継いできました。このフェアでは、特別なカスタムオーダーの傘が作れるチャンスです。
フェアの概要
今回のカスタムオーダーフェアでは、通常では取り扱っていない稀少な部材を揃え、一から特別な傘を仕立てることができます。お好みの骨や生地、ハンドルを選べるのがこのフェアの魅力で、世界に一つだけの傘を持つことができる喜びを体験できます。新たに造成されたパーツは非常に希少で、傘作りにおいても高い専門技術が必要です。
- - 開催期間:2026年1月12日(月・祝)~1月31日(土)
- - 開催場所:トンボ洋傘前原光榮商店 浅草三筋町店 2階
- - 要予約制:詳細なご予約はこちらからご確認ください。
フェアの見どころ
1. 高級銘木を使用した中棒
東南アジア原産の高級銘木、鉄刀木、黒檀、紫檀などを使った中棒が揃っています。美しい木目と独特な光沢感が魅力で、一本一本異なる個性を楽しむことができます。これらの木材は伐採規制や輸出入制限があり、流通量が減っているため、傘骨への加工技術も非常に高いものが要求されます。傘先には、製造が困難な水牛角部品も利用されており、まさに贅沢な構成です。
2. 存在感のある一本棒
傘の持ち手から先端まで一本の木の棒で仕立てた傘は、特有の質感が楽しめます。使用されるアッシュウッドやチェストナットなどの高級素材を用いており、製造はイタリアの老舗ステッキブランドによるもの。すでに製造は終了しているため、新規入手が不可な貴重なアイテムです。
3. 個性際立つカラフルな樫の中棒
樫の中棒には、一般的なブラウンの塗装ではなく、多彩なカラーを施しており、傘に遊び心と個性を加えます。生地との組み合わせを楽しむことで、独自のデザインが可能になります。
4. 贅沢なゴールドメッキ加工
全てのパーツにゴールドメッキ加工が施された傘は、華やかさを持ちながらも重厚感のあるアイテムです。新規製造が難しいため、貴重な蔵出しパーツを使用した逸品です。
前原光榮商店について
1948年に創業し、長らく日本における洋傘の伝統技術を受け継いできた前原光榮商店。特に、天皇皇后や皇族が使用する洋傘の製造も手掛けており、その技術力は国内外で高く評価されています。「傘で人々の生活を豊かにする」という理念のもと、一本一本に想いを込め、次世代へと受け継いでいます。
アクセス情報
- - 所在地:東京都台東区三筋2-14-5
- - 電話番号:03-3862-5788
- - 代表取締役:前原 慎史
- - 事業内容:洋傘の製造販売
この特別なカスタムオーダーフェアに参加して、あなたの理想の傘を自分だけのデザインで仕立ててみてはいかがでしょうか?