全盲捜査官・皆実の感覚を体験する特別プログラム開催

『ラストマン・イン・ザ・ダーク -FIRST LOVE-』体験レポート

2026年1月、東京都港区にあるダイアログ・ダイバーシティミュージアム「対話の森」で、映画『ラストマン -FIRST LOVE-』との特別コラボイベントが開催される。実施期間は1月3日から31日までで、参加者は完全な暗闇の中で視覚以外の感覚を駆使する体験に挑むことができる。このプログラムは、映画に登場する全盲の捜査官、皆実広見の能力を追体験するものだ。

イベントの概要

「ラストマン・イン・ザ・ダーク」は、映画『ラストマン -FIRST LOVE-』の公開を記念した特別プログラム。皆実のような捜査官が、声や気配、距離感など、視覚に頼らない情報を使って事件を解決する姿を追体験できる。この体験に参加することで、普段の日常生活では感じることが少ない特別な視点を得られるだろう。

アクセシビリティと体験価値

本プログラムでは、参加者は暗闇の中で「クロックポジション」と呼ばれる視覚障害者に方向を伝える方法を学び、その後、全盲のアテンダントの案内で体験がスタートする。スマートフォンに入ってくる音声指示に従って、次第に暗闇の世界へと足を踏み入れる。この過程で、参加者は視覚以外の感覚をフル活用しながら、皆実の独特の捜査スタイルを体感するのだ。

視覚以外の感覚を研ぎ澄ます体験

完全に暗闇の中で過ごす90分間は、視覚に頼らないだけでなく、他者の存在をしっかりと感じ、共感を得られる貴重な体験となる。参加者は、周囲の人々とのコミュニケーションを深め、新たな発見や気づきを得ることができるかもしれない。スリリングな状況や思わぬ出会いが、イベントを通じての感情をより一層堪能させてくれるだろう。

映画の世界観を体感しよう

イベント終了後には、ダイアログ・ダイバーシティミュージアムのフロントでは、『映画ラストマン -FIRST LOVE-』の大型ビジュアルが掲示され、来場者は映画の世界観に触れながら体験することができる。これにより、映画ファンや初めて訪れる方々に、新しい視点や感覚を提供する場となる。

まとめ

2026年の1月には、このユニークな体験プログラム「ラストマン・イン・ザ・ダーク」が用意されている。映画の魅力を感じながら、未知の感覚を楽しむ機会を提供し、感覚が研ぎ澄まされる体験を通じて、新たな発見を得ることを目指す。この機会を逃さず、多くの方々にご参加いただきたい。

ぜひ、申し込みをお忘れなく！詳細は公式ウェブサイトにて確認可能である。