東京都庁にAI自動分別リサイクルボックス「Weecle」が設置
東京都が推進する「東京鉱山から資源を掘り起こし~都庁舎リチウムイオン電池回収キャンペーン」において、株式会社フォーステックが開発したAI自動分別リサイクルボックス「Weecle」が2026年6月26日より運用を開始しました。この取り組みは、リチウムイオン電池などの適切な廃棄を目指すもので、東京都庁に設置されるのは国内初の試みです。
オープニングイベントの開催
運用開始初日には、東京都庁第一本庁舎で小池百合子東京都知事が参加するオープニングイベントが行われ、「Weecle」の実機デモンストレーションが行われました。小池都知事が携帯電話を「Weecle」に投入し、AIが自動で対象物を判別・分別する様子が披露されました。このデモでは、最新のAI画像認識技術が高精度で運用されていることが示されました。
環境に優しい取り組み
近年、リチウムイオン電池の不適切な廃棄による火災事故が社会問題となっており、正しい資源回収が求められています。「Weecle」は、家庭で保管されている小型充電式家電の回収を通じて、資源循環を促進することを目的として設置されました。具体的には、使用済みの携帯電話やスマートフォン、モバイルバッテリーなどを対象とし、家庭から集められたこれらの機器のリサイクルを進めることで、「東京鉱山」からの資源採掘を実現します。
「Weecle」の特徴
フォーステックによる「Weecle」は、AIによる自動分別機能を搭載しており、95%以上の精度で資源物を識別します。さらに、通信機能により回収状況の可視化が可能で、回収業務やデータの活用効率を高めています。また、内部には耐火性に優れた特製容器を使用し、消火フィルムも装着することで、ユーザーの安全にも配慮しています。
連携イベント「おもいでケータイ再起動」
さらに、同時期にKDDIが主催する「おもいでケータイ再起動イベント」が開催されます。このイベントでは、充電できなくなった携帯電話を再起動し、保存されている思い出の写真を振り返ることができると同時に、不要になった携帯電話の回収が行われます。イベントは6月27日から29日までの間、同じ場所で行われます。参加するには事前予約が必要ですが、参加費は無料です。
今後の展開
フォーステックは、この取り組みを基に「Weecle」の設置場所を駅や商業施設など、より多くの人々が利用しやすい場所へ広げる計画をしています。これにより、家庭に眠る電化製品を大規模に安全に回収し、持続可能な社会の実現を目指していきます。
会社概要と公式サイト
株式会社フォーステックは「循環する力を。」をスローガンに、限りある自然資源を効率よく利用することを目指しています。公式ウェブサイトは
こちらから訪れることができます。
この新しい取り組みによって、リサイクルの未来が切り開かれることを期待しています。