SynologyとWasabiが手を結び、企業データ保護を革新
2026年3月12日、東京にて、SynologyとWasabi Technologiesが企業向けのデータ保護を効率化する新たな戦略的パートナーシップを発表しました。この提携により、組織はデータの保護や復旧のための柔軟でコスト効率に優れたオプションが提供されることになります。
バックアップ戦略の拡張が可能に
SynologyのActiveProtectシリーズのバックアップアプライアンスと、WasabiのHot Cloud Storageがネイティブに統合されることで、企業は自社のバックアップ戦略をシームレスにWasabiのクラウドに拡張できます。このシンプルなプロセスにより、IT部門は複雑な管理コンソールを使用することなく、データセキュリティの向上を図れます。
新たな時代のバックアップソリューション
近年、ランサムウェアの脅威やデータ量の増加に伴い、高い耐障害性を備えた簡単に運用できるバックアップソリューションが求められています。この統合によって、ITチームは単一の管理プラットフォームを利用し、ミッションクリティカルなワークロードを守ることが可能です。さらに、オフサイトコピーや長期保存、イミュータブル(不変)なストレージをWasabiに依存できることから、データ保護が一段と強化されます。
WasabiはActiveProtect Manager内から利用可能で、ユーザーはいち早くオフサイトバックアップを導入しつつ、オンプレミスおよびクラウド環境の全体を可視化できます。
安心できる料金体系
Wasabi Hot Cloud Storageは、現代のワークロードに最適化されたシンプルで安全、かつコストパフォーマンスに優れたクラウドストレージを提供します。従来のような下り転送料金やAPIリクエスト料金が発生しないため、顧客は予測可能で低価格な料金体系のもとで安心してコスト削減に専念できます。高度なセキュリティ機能やコンプライアンス対応も整っており、さまざまな規模の企業が容易にクラウドストレージ利用を開始できる環境が整っています。
専門的な視点
Wasabi Technologiesのグローバルアライアンスおよびパートナーシップ担当シニアバイスプレジデントであるLaurie Mitchell氏は、以下のように述べています。
「Synologyとの提携により、企業はデータの保護、管理、拡張をより容易に行えるようになります。この連携によって、統一されたバックアップと不変のセキュリティが実現し、安心してデータを管理できる環境が整います。」
最新データ保護フレームワークの導入支援
SynologyとWasabiは、3-2-1-1-0などの最新データ保護フレームワークの導入を共同で支援することで、バックアップデータが安全に復旧可能、かつ運用面でもアクセスしやすい状態を保つことを目指しています。具体的な機能としては以下のものがあります。
- - オンプレミス、SaaS、クラウドを対象とした統合バックアップ管理
- - Wasabiへのネイティブなオフサイトバックアップコピー
- - ランサムウェアや改ざんから保護するイミュータブル(不変)クラウドストレージ
- - オンプレミスストレージを最適化する柔軟な階層化および長期保存
- - 下り転送料金やAPI料金のない、予測可能なクラウドコスト
Synologyについて
Synologyはデータ管理の最前線に立ち、進化するテクノロジーを採用し続けながら、新しい可能性を提案しています。データストレージやバックアップ、ファイルコラボレーションなど、ビジネスのデジタル化を推進しつつ、IT管理を簡素化する一元化されたプラットフォームを提供しています。