グローバルなマンガクリエイションを讃える「第6回 Global Comic Awards」発表

「第6回 Global Comic Awards」受賞作品発表

セルシスが、アーティスト向けのSNS「Artfol」と共同で開催した「第6回 Global Comic Awards」の受賞作を、2023年12月25日に発表しました。このコンテストは、全世界のクリエイターが集まり、「Déjà Vu（デジャヴ）」というテーマで製作した1ページマンガを応募する機会を提供します。今回は900以上の作品が寄せられ、受賞者には画期的な賞品が提供されました。

受賞作品の詳細

グランプリ

- 受賞者: Anderson Carman (@andersoncarman)
- 作品タイトル: The Eye of Chronos
- 講評: 審査員であるMirka Andolfo氏は、「これは読み切り形式という簡素でありながら最も難易度の高い形式であるが、魅力的なストーリーを構築した完璧な事例です。テンポが良く、全体の雰囲気に合ったクールな作風が印象的です」と評価しました。

2位

- 受賞者: Mika (@mikathetattletale)
- 作品タイトル: Forgotten Fruit
- 講評: Jaki King氏は、「巧妙な線画と赤のアクセント使いが魅力的で、作者の技術力が充分に表現されている」と述べています。

3位

- 受賞者: Zoé LGM (@zoelgm)
- 作品タイトル: The rabbit
- 講評: 再びMirka Andolfo氏が、「驚くべき作風で、特に色彩の使い方が秀逸です。コントラストが物語の展開に寄与している」とのコメントを寄せています。

コンテストの目的と今後の展望

「Global Comic Awards」は、作品の発表プラットフォームを提供することで、漫画業界に新たな才能を育てることを目的とした国際的な大会です。セルシスは今後も多国籍のメディアとの協力を通じ、クリエイターにさらなる可能性を広げる機会を創出していきます。

審査員の紹介

審査員の一人、Mirka Andolfo氏はイタリア出身の漫画家であり、『Sweet Paprika』や『Mercy』など国際的に評価の高い作品を手掛けています。また、Jaki King氏はアメリカのイラストレーターで、『Ladykillers』をはじめ、複数の受賞歴があります。彼らの専門家としての目線からの評価が、本コンテストの質を高めています。

セルシスとArtfolの役割

セルシスは「CLIP STUDIO PAINT」を含むツールを提供し、クリエイターが自由に表現できる環境を整えています。一方、Artfolはアーティスト同士の交流を促進するSNSで、今後の成長が期待されています。

是非、次回の「Global Comic Awards」を通じて、新たな才能を発見し、クリエイティブな世界を体験してみてください。